アディスアベバの道路を見て思うこと
アディスの道はきれい。
特に空港からの道はエチオピアの玄関だからか、全然ごみが落ちてない。
任地だと、道の両側にごみの山があるのがいつもの風景である。赴任したころは「えらくごみ捨てられとるな…」と任地を見ていたのに、それがどんどん当たり前になってきてしまった。
生ごみ臭のしない道路、いいなぁ。
任地のごみの山も、元々は排水溝に捨てられているのを恐らく公共事業(失業者に提供される仕事)で掻き出してまとめて…を延々やっているので、掃除していると言えば掃除しているのだけど。それでなぜああなのだろう…。首を突っ込んでみたくなるが、活動を広げすぎると手に負えないので今のところこらえている。
道を馬・ラクダ・ヤギ・牛・ロバが歩いていないことも大きいだろう。
彼らは歩きながら用を足すからな…。
そして任地では舗装道路(つまり、大きい道路)でも彼ら歩いてるからな…。
文字にしたら気づいたけど、家畜は大体任地で歩いてるな。鶏は家の前にいるし。
さすが首都なだけあって道路の穴も少ない。圧倒的に手入れされてる、けど。
道の端っこで用を足してる男性はまだまだいるのだな…と総会のときと合わせて2週間くらい首都滞在をして感じた。
こっちも見たくて見ているわけじゃないけど出くわすんだもの。
出くわすと思い出すデータがある。
エチオピアは、人口に対する基本的な衛生施設普及率が世界最下位(2017)。
リンク先によると衛生施設普及率は7%。まだ救いになりそうなのは2370年には100%になりそうなことか。
…国によっては達成の見込みなしのところがあるから。
ごみ問題、公共事業、家畜、公衆衛生…
道ひとつから考えさせられることが、結構色々ある。
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