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いい緊張を経験した話。|書く習慣#Day6

今日は自分を褒めたい。
なぜか。良く頑張ったからだ。

月初からずっと胃を痛めていた。
なぜか。
朝礼で1分スピーチをしないといけないからだ。

私は人前で話すことが苦手だ。
話してるうちに終着点が分からなくなる。
今何を話したくて話し出したのか。
どう締めくくりたいのか。
この話は、聞き手の為になっているのか。
言葉は適切だったか。

色々と振り返ってしまい
発表、スピーチ、会議での意見など
自分に視線が集中する機会が大の苦手だ。

話したいことは1週間前には決めていた。
昨日も何度も頭で考えて。
考えるだけじゃ、駄目だと思って
ノートに書き出して音読した。

準備万端だと思い、朝を迎えた。

朝から胃が痛い。心臓が痛い。
たった1分話すだけでこんなに辛いのか。
休んでしまいたい。
逃げたいと思った。

上手に話してる人達は
どうして緊張しないんだろう。
そう思ってYouTubeを眺めていたとき、
オリエンタルラジオのあっちゃんが、
いい緊張と悪い緊張の話をしていた。

いい緊張とは、沢山準備をして
それがうまくいくかが不安で緊張するもの。
悪い緊張とは、準備を十分にせず
見切り発車で不安になるもの。

どれだけ準備しても人は緊張するもの。
「いま、いい緊張なんだ」と
理解して受け入れることが大切だと話していた。

また、人前で発表するときは
自分以外の他3人の他人に
一度話してみることがいいらしい。

今日出かける前に、家で飼っている犬に向かってスピーチを話してみた。

初めはやっぱり何を話してるか分からなくなり
途中で言葉がつまり、頭が真っ白になった。

あんなに原稿をノートに書いたのに。

その後10回繰り返して、自分の言葉で話した。
何度も何度も言い直した。

11回目のスピーチが終わった時、
十分に準備できた!と思えた。

迎えた朝礼の時間。
結果としては、やっぱり
想像よりはうまく話せなかった。
どうしても、声がうわずる。

でも後悔は無かった。やりきった感がある。

話すのが苦手、と苦痛な時間だとばかり思ってた。確かに凄く苦痛だし、出来るなら避けたい気持ちは変わらない。

でも準備をする事によって、その後の自分の心を守れるのだと知った。スピーチは上手じゃ無かったかもしれないけれど、私にとっては十分な成功体験だ。

来月もまたあると思うと、凄く億劫。
でも準備万端で挑めば怖くないかもしれない。

いい緊張をした後はどこか晴れ晴れした気持ちだ。この感覚を忘れないようにしたい。

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