5/2 コロナの週末にジャズを聴く

これはいわゆるステマなのだが、いくらか御縁のあるジャズ・サックス奏者がYouTubeを始めたというのでチャンネル登録した。なんでもチャンネル登録数が1000を超えると収益化できるらしい(将来の夢はYouTuber世代には常識なのかもしれないが……)。

もちろん背景にはコロナの流行があり。バーでのライブなんかを聴きに行ったこともあったのだが、確かにあれは「密」な空間・時間であって、この状況下でなかなか行えるものではない。

(話は大きく逸れるのだが、「密」という語の密度に驚いてしまった。私はここで「密」を「濃密」という意味で用いてみたが、「三密」すなわち「密閉」「密集」「密接」と「濃密」な空間・時間には、どうも密接な関係があるらしい。コロナはいつかは明けるのだろうが、私の中で、コロナの影によってむしろ、「密」の価値が照らされた)。

彼の動画も家で撮影されたものばかりで、YouTubeのチャンネル登録が若干の支援になるとは今まで思ってもみなかったが、これを機会に他のアーティストのチャンネルも登録しちゃおうか〜? などと思いながら画面を見つめ続けるコロナの週末である。

しかし、ジャズはやっぱりかっこいい。私には理屈はさっぱりわからないのだが、かっこよさだけはわかる。上手い奏者のジャズなアドリブは、永遠に聴いていられる……。


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