2/22 古井由吉『書く、読む、生きる』を読み始める

古井由吉『書く、読む、生きる』を読み始めたが、初めの文章の出典に「平成十九年十一月十二日 早稲田大学教育学部国語国文学会/「すばる」平成二〇年二月号」とあって、因果を感じる。このいかにも学会みたいな名前の会は、私の参加していたサークルではないか……。思い出してみると、部室にサインがあった、ような気もしてくるが、捏造された記憶かもしれない。古井由吉の小説で卒業論文を書いたわけだが、改めて講演で語ったらしき内容の文章を読むと、古井由吉の小説世界が懐かしく思い出される。

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