8/10 夏休みが始まっていた

またしばらく書いていなかった。部活の大会が一段落ついて、入試問題を解いたり、授業準備をしたり、ようやく自分の仕事が出来ているような気がする夏休みが始まった。以下、最近読んだ本、読んでいる本、観た映画。

倉下忠憲『すべてはノートからはじまる』を読んだ。大きな発見のある本ではなかったが、たまにこういう本を読むと、しばらくはやる気が向上して良い。

仕事に関係して、小松理虔『地方を生きる』を読んでいる。仕事に関係してと言いながら好き勝手読んでいるが、何よりこれこそライフハック本で、「面白がる」とか、「二枚目の名刺を持つ」とか、具体的で実践に移しやすい。実践に繋がる良い本である。

セールか何かでkindle版の安かったナイジェル・ウォーバートン『若い読者のための哲学史』を読んでいる。薄い記述の哲学史入門書だが、西洋の視点(例えば、哲学者らの神に関する考えについての記述。キルケゴールの宗教家としての著書についての記述。また「キルケゴールのもっとも有名な著作『あれか、これか』」という記述があるが、日本でもっとも有名なのは『死に至る病』だろう。どれだけ客観的に「もっとも有名」なのかはわからないが……)が強く、おもしろい。

クリント・イーストウッドの『運び屋』を観た。おもしろく見ていられるし、なかなか感動的でもあるのだが、Wikipedia(!)を読んでいると、

2014年、『ニューヨーク・タイムズ』にサム・ドルニックの記事「The Sinaloa Cartel's 90-Year-Old Drug Mule」が掲載された[21]。この記事が伝えるところによると、園芸家のレオ・シャープは長期にわたってシナロア・カルテルの麻薬の運び屋を秘密裏に務めていた[21]。インペラティブ・エンターテイメントは、この記事の権利を買い取り、映画化に着手した[21]。
「運び屋(映画)」フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

とあり、実話というのも興味深いが、新聞掲載の記事の権利?を買い取るというのがまた興味深い。映画の国にはそういうことがあるのだなぁ。しかし私が映画を観て印象に残るのは外国の店や家の様子で、外国の映画を観るときはいつも、こういう店で飲むコーヒーはうまそうだなぁなどと思いながら見ている。


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