20230526 大江健三郎を読み始める

先だって、大江健三郎が死んでから、きちんと読まねばなぁという気持ちを持ち続けて、ようやく、とりあえず『大江健三郎自選短編集』を手に取ったが、改めて、この重さよ。令和年間にはどうにもありえないだろうこの主題の重さ……というより、同じように生死や政治を主題にしたって、このように重さの感覚を抱かせるようなものは、そうそうないわけで、大江の文体の、思想の硬さが、重い主題を重く感じさせているわけだ。

しかし、大江の小説の人物ではないが、まったく、疲れている。明日も仕事だし、1日休んだら、週をまたぐ連勤だ。まったく、休まらないものだ……

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?