1/9 「書くことがないときに僕の書くこと」(書くことがない その二)

昨日、書くことがない日には「書くことがない」というサブタイトルで書き出してみよう、というようなことを書いたのだが、よく考えると、たいていの日は書くことを絞り出して書いているのであり、いわば、たいていの場合、書くことの有と無の境目にこの「ほぼ日記」は書かれているのだ。「書くことがない」シリーズという逃げ道を作ってしまうと、書くことがないと逃げ出す前にあれこれ思い出して話題を探して書いているこの努力が失われてしまうかもしれない、とちょっと思ったりした。何なら「ほぼ日記」を「書くことがないときに僕の書くこと」と改名したっていい。サブタイトルどころか、タイトルのそのさらに上のタイトルへの昇進である。しよう。ここまで書いて、決めた。書くことはメインのブログに書かれるということで……。

そもそも、なぜ「ほぼ日記」を始めてみたのだろう。昨年の3月から、この記事で118本目らしい(つまり、3日に1本くらい? 計算する気もないが)が、遡ってみても始めた理由は書かれていない。敢えて思い出してみると、鍵をかけざるを得ない事情のあるTwitterに代わり、誰に見られてもあまり問題のない(あるのだが)ことを書くスペースだったかもしれない。ここ数日は、一種の書くことのリハビリテーションとして意識して書いている。

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