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フレンチヴィンテージの糊剥がしと洗濯

この記事では、フランスのヴィンテージワークウェアの

①デッドストックならではの糊を剥がす方法

②普段の洗濯方法

を記載したAu Molinel(オ・モリネル)の資料(タグ)を和訳した紹介いたします。このタグ自体が作成された年代はわかりませんが、ロゴ的に40年代か50年代といった初期のものだと思われます。

フランスのヴィンテージワークウェア。

マルタン・マルジェラやコム・デ・ギャルソン、ドリス・ヴァン・ノッテンをはじめ多くのブランドでも参考にされていて、とても魅力的なディテールやシルエット、色の洋服が多いですよね。

でも、せっかくデッドストックで希少なものを見つけても埃や黄色く変色した糊が汚いですし基本的にノミが巣食っています。

デッドストックでなくても、何十年も前の服なのでめちゃくちゃ汚いですよね。あとはみなさまが着用していく中で汚してしまうのはよくあることです。

だからと言って、洗濯機にぶち込んだりクリーニング店に出すのは絶対NGです。洗濯機も現代のクリーニング技術もなかったフランスの労働者の家庭で行われていた、正しい糊剥がし/洗濯方法を実践してより長く、美しく着てあげましょう。

※ミリタリーにも使えるか不安でしたので、一応M-47でも試してみました。うまく行ったので、この記事はワークウェアだけでなくミリタリーウェアを洗いたい方にもおすすめです。

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