海まで


海まで一本の道が遠く続いてる。

生まれた時から、海がどうしても見たくて、歩いていく。

もしかしたら、海が見たいと知らずに歩くかもしれない。

出口の見えない長いトンネルに出くわすかもしれない。

現れた道がどんな道でも、ただ歩いていく。

走りたくなったら走って、

休みたくなったら休む。

好きなだけ休んでたら、また自然に歩きたくなって、歩き出す。

全部自由だし、自分のタイミングだから心地いい。
自分の感覚が1番大事。

いつでも本当の自分が見ているのは、途中経過でも、かかる時間でもなくて、
落ちそうな崖でもなくて、海。

自分だけの海なのだ。






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