ファストドクターの緊急支援に感動
「ファストドクター」を知っていますか。
ファストドクターは、全国の医療機関から構成されている時間外救急の総合窓口(プラットフォーム)で、症状に応じて救急病院案内や夜間休日往診、オンライン診療などの適切な医療を選択できるよう支援しています。(ファストドクターホームページより一部引用)
私は一人目を出産後にファストドクターの存在を知り、登録しています。
2024年1月2日の夕方、ファストドクターからLINEにお知らせが届きました。
着の身着のままで避難している人は、命が助かったからといって心安らかに避難生活を送っているわけではもちろんなくて、怪我をしていたり、普段飲んでいる薬を自宅に置いてきてしまったりして、痛みや不安を抱えつつも医療支援がくるのをただただ待っているのかもしれません。
さらに、家が倒壊した様子や火災を目の当たりにしたり、大切な人を目の前で失った人もきっといて、そういう経験が精神的にどんな影響をもたらしているかは想像を絶するというか、辛いなんて言葉じゃとても表現できない苦しみだと思います。
そんな状況の中、震災から丸1日も経過しない中で無償の緊急支援を実現していることが本当に尊くて、日本にこんな素晴らしい医療インフラがあることに感動しています。
おそらく、この緊急支援は、医療支援が届くまでの繋ぎのような役割で、実際に対面で処置をしたり投薬したりすることはできないけど、それでも、専門家に相談して「大丈夫」と言ってもらうことがどれだけ被災者の方たちの安心につながるだろうと。
そこに大きな価値を感じるんです。
スマホの充電や電波の問題など色々あるとは思うけれど、それでも「条件が整えばいつでも利用できる」という医療インフラが用意されているってことが大切で。
ファストドクターの支援が多くの被災者の目に留まり、少しでも不安を解消できるように、できる限りのことをしたいと思います。
それにしても、ファストドクターはどうしてこんなに素早い対応が可能なんだろう・・・しかも無償で。
私もこういう仕事がしたいんです。困っている人に対して、手を差し伸べられるような仕事。
私たちのチームでも、今回の被災者の方たちに対して何かできることがあるのかもしれません。
身の安全や、最低限の生活(衣食住)の確保ができたら、次はお金のことが心配になるはずで「確定申告どうしよう・・・税金払えない・・・何か救済措置あるのかな・・・」と思う人も少なからずいると思うし、そういった不安を少しでも解消できるようなサポートができるかもしれない。
私一人じゃ何もできないけど、チームならできるかも。
小さなことでいいから、何か少しでも支援ができるような方法がないか考えてみます。
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