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はじめての銀行口座開設

正確にはフランスで、個人名義の、銀行口座開設が初めてです。
日本で口座開設したことありますし、フランスで配偶者との共同名義の口座はあります。
今回私だけの銀行口座をドキドキの一人で開設してきました。
案ずるより産むが易しでした。

動機

配偶者、私、共に働いておりますが日々の暮らしにかかるお金をどうするか相談しました。
結果、二人名義の口座に毎月それぞれの給料の◯%を振り込む、という方法に決まったため、二人名義に私の給料が振り込まれるとややこしく、個人の口座を開設することにしました。
あと私たち二人名義の口座には預金金利がないです。
日本では、なにこの数円の入金?あ金利か、みたいに鼻くそほどのパーセンテージですが、フランスではいっぱい貰えるようです。
預金金利がつく口座で私個人の貯金をしてウハウハしたいです。

銀行選び

既にある二人名義の口座はCICという銀行のものであることから、新しく開設する口座もそこにお願いしようと考えていました。
お金の口座間の移動もやりやすいでしょうし、なにより面倒くさいのであまり調べたりしたくなかったのです。
しかし最寄りのCICを訪ねると、口座開設のために必要なランデヴー(面会?会う約束?)が最短で二週間後とのこと。
え、そんな時間かかる?
もっとはやくに準備していれば問題なかったのですが、宿題は最終日に慌てて行うタイプのワタクシ、会社に求められているためなる早で口座が必要です。
とりあえずランデヴーの予約を取り付けましたが、必要書類の一部に直近3ヶ月の給与明細とありました。
二週間後から働きます、という私のパッション仏語は通じていないようでした。

途方に暮れていた私に、お義姉さんからのアドバイス。
家買うとかローン組まない限り銀行に大差はないから、担当者で銀行を選んだら?
この助言を受け、歩いて行ける範囲の銀行をいくつか訪問しました。
私が求めた銀行の条件は、①なる早で開設可能②英語話せる担当者がいる③ATMがいっぱいある、です。
②は判断基準がよくわかりません。
英語話せる人いますか、と聞くとどこの銀行もちょっと、と答えられました。
よくよく考えるとペラペラの人がいたとしても、銀行の専門用語なんて私がわからないのであんまり意味のない条件だなと後から気付きました。
まあ保険です。

結果私が選んだのはLCLという銀行で、①3日②ちょっと③大手なので結構ある、でした。
必要書類はパスポートと住所地証明のみとのことでした。

ランデヴー当日

担当者の方は英語がちょっと話せました。
でもそんなに込み入った話はしなかったので、パッション仏語でもなんとかなりました。
ただ、本来はこの時に条件の交渉とかするのかもです。
配偶者もこっちの銀行に移るから特典つけてくれとか、初年度無料にしてくれ、とか。
仏語もっと勉強して、ここらへんの事情も勉強する必要があります。
今回はもうとりあえずはやく欲しいのとそんなスキルまだないので、言われるがままに開設しました。
パスポートを預け、メールで私の名前が入った電気代の請求書を送りました。
その他に私の働く会社、給料など質問されました。
すんなりと、20分くらい?で口座開設のための手続きが終了しました。
口座番号は明日、デビットカード(フランスではデビットが主流、お金を引き出すのにも使える)は一週間後に取りに来てくれ、と伝えられました。

Livret

Livretというものを開設すると、そこには入っている金額に応じて利息がつくようです。
LCLの口座開設後、アプリから予約を取り付け(配偶者が)担当者にLivretを開設したい旨を相談しました。
配偶者の確定申告書類みたいなのをアプリを通して送付すると、2、3日で開設されました。
金利は口座主の所得に応じて変わると聞いていたので、どうして配偶者の書類でLivret開設ができたのかよくわかりません。
あー終わった、もういいやという気持ちでいっぱいなので、暇があったら調べようと思います。

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