不必要に病院に行くご老人の気持ちが少しわかってしまったかもしれない話

別にご老人にケンカを売ろうとかそういうわけではないけれど、年金とか社会保障とか医療費とか。
私たち年金もらえるの?と思いながら、今のご老人の生活を支えるために社会保険を納付している世代としては、不必要な病院の受診にちょっと批判的な気持ちをもってしまうこともあるのです。
もちろん具合が悪ければ行けばいい。
でも、悪いところがあるわけじゃないけど、病院に行くご老人、みたいな方もいらっしゃる。

で、もしかしたら、その人たちってこういう気持ちなのかな、と最近思ったのです。

そう、話を聞いてもらいたい。

そう思ったのは、単純に私が話をする相手がいないからで。

会社ではあまり人と話さないし。
友達いないし。
家族とは話すけど、話せること話せないことがあったり、聞き流してません?みたいな反応だったりするわけです。

ただ、聞いてほしい。
気にかけてほしい。
意識をこちらに向けてほしい。

そんな欲求が出てきたりするのです、最近。

インナーチャイルドの声かなとか。
そこに自分が意識を向けたらいいのでは?と思ったりもするのだけど。

でも脳内でそういう欲求を満たせそうな場所を検索したときに、マッサージとか治療院とか病院とかが浮かんできたんです。

どうですか?と私の調子を聞いてくれる場所。
ただ自分のことを話すことを許される場所。

そのとき、思ったんです。

ああ、だからご老人は病院に行くのか、と。

違っていたら大変失礼。

でももしかしたらそうなんじゃないのかな。

まぁ、現実は、病院行くと待ち時間数十分に対して診療時間は5分以下だったりするけれど。

でも、自分のことをただ話して、それにレスポンスしてもらえるところに、何某かの心の回復効果があるようには思います。

自分を見てもらえると同時に、「話す」は「放す」だから、心に滞っているものを手放せる要素もあるのかもしれない。

だからといって、不必要な受診オッケー!とはならないけど、でもちょっと、もしかしたら、そういう気持ちなのかもしれないなと思いました。


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