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彼の言葉たちを世に送り出す、という私の中に勝手に湧いてくる謎の使命感

以前までの私は、どちらかというと、



「この夏の終わりに関係解消をした彼のことを、
思い出したくなくっても勝手に思い出してしまうことが苦しい。そしてその胸中を書かずにはいられない。だから書きたいように書こう。前に進むために。そしていずれ忘れるために。
彼の言葉がなくっても、私はもう一人でやって行く!」

そんな気持ちが強くって、やっぱりどちらかというと、女として彼を好きだったって「恋心」の気持ちが強くって、日々noteを書き続けて来ていた。



だけどここ数日は、自分の身の回りから彼を連想させてしまう物たちを遠ざけ、そして思い出してしまわないように、彼に意識を向けてしまわないように、やるべきことに全集中!ってする作戦を立てていても、それでもどうしても勝手に私の脳内には、彼が話して聞かせてくれた力強い言葉たちが、詳細に事細かに、ぽんぽんと浮かんできてしまうのである。



それはまるで、「あなたが彼の代わりにこの言葉たちを世に送り出しなさい」って、そう何かに突き動かされるような感じで。




この感覚は一体何なんだろう。



最初は、これってただの未練だろ?
執着だろ?恋心の残像だろ?

彼を私の頭の中だけで理想化しちゃってるだけ、
きっと。恋の終わりにはよくあることさ。

時間が経てばきっときっと、
自然と消えて行く。早く忘れてしまおう!潔く!
…………って、そう思ったりもしてた。

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1,267字
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アラフォー既婚・子あり女が、結婚以来十数年ぶりに本気の恋をしました。 そうして意図せず婚外で恋に落ちてしまった相手は、noteでたまたま…

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