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60からの人生を考える

もうすぐ還暦を迎えようとしています。
そういうわけでこの本を手に取りました。


60を過ぎたら
・他人と比較してはいけない
・過去を悔やんではいけない
・やりたくないことは、やってはいけない


全て当たり前のことのようですが、60歳を目前に控えて、この言葉の重みを実感しています。

この本の著者である93歳の精神科の先生も言っていました。
「過去に振り回されるエネルギーは無駄」なんですよね。

今まで、後悔してきたことが沢山あります。
「どうしてこの選択をしたのだろう?」と悔やむことは、数え切れないほどです。
特に、留学を断ったときの後悔は、未だに私の中に「しこり」となって残っています。
教授から留学の話を持ちかけられたとき、嬉しくて、家族と相談もせず、「行きます!」と即答したのです。帰宅して夫に伝えると、「そんな大切なことを相談もせず、勝手に決めるな。どうしても行くというのであれば、離婚する」と言われました。まだ子供もおらず、身軽な身。だから、単身留学すればよい、と思っていたのです。でも、夫の言葉に怯み、留学は断念しました。(今だったら、離婚されても行っていただろうなあ・・・苦笑)
「あの時、留学していれば、今と違った職業人生もあったろうに・・・」と思うと、悔やまれてなりません。
でも、そういうエネルギーが無駄なんですよね。
そうなんです・・・過去は取り返すことができないんですもの。

他人と過去は変えられない、自分と未来は変えられる
と言います。
これからの人生は第二の人生、
・他人のことは気にせず、
・過去は振り返らず
・自分が楽しいと感じることを
淡々とやっていきたいと思います。

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