定年後の趣味は他者と繋がることが理想

定年後は、どのように過ごすと有意義だろうか？
自分には、心から楽しめる趣味はあるだろうか？
などと考えることがよくある。
定年が5年後に迫っているのだ。

そんな折、今年の春に定年を迎えた同僚が個展を開いた。
彼は40代からスキューバーダイビングを趣味としており、ダイビングの時に魚の写真をたくさん撮り、それを展示する個展を開いたのだ。

昨日、その個展を見に行った。
小さな会場で、こじんまりとした個展だったが、カラフルな可愛い魚の写真がたくさん展示されていた。
彼の魚への愛情が溢れていた。

スキューバーダイビングを単なるスポーツに終わらせず、
珍しい魚を写真に収め
「個展」を開催している。
さらに、個展で来客とコミュニケーションをとり、人との繋がりを広げている。

定年後の趣味は
やりっぱなしの趣味ではなく、振り返る時間をもち、
他者とつながることが理想である。
そういう意味で、彼の趣味は理想的である。