ルーズリーフでレポートを書く学生

大学の講義やレポートの課題は、レポートが多い。

レポートは、パソコンを使って書く場合が多い。

しかし、私が勤務する大学では、レポートを手で書かせて提出させる場合が多い。

レポートは、レポート用紙を使用して書くのが普通であるが、中にはルーズリーフに書いて提出する学生もいる。

他の先生の指導では、ルーズリーフでもいいと指導を受けたそうなので私の授業もOKにしている。

⇒基本は、パソコンで書かせていますが。

しかし、レポートを提出する場合、ルーズリーフの裏面から文章を書き、提出する学生がいる。

左側にバインダーに収納するための穴がある面が、ルーズリーフの表面である。

私の授業では、簡単なレポート課題を与えるが、毎回ルーズリーフの裏面から文章を記載し、提出する。

たまたま、その学生と話す機会があったので、ルーズリーフの使い方を聞いてみた。

学生は、「ルーズリーフを表側から書くと、左側に穴があるからホチキスで止めると強度が弱くなると思って」と答えた。

なるほど!とその時は感心したが、後から思うと、レポート用紙に書けばよくないか。

と思った。

まあ面白いからいいだろう。

パソコンでレポートを書かせるにも、Wordを使いこなすこともできない。

私の実習では、個人で作業してもらうことが多いので、最初の20分だけ説明や講義をおこない、その他の時間は、各自で作業を進めてもらう。

実習の内容では、Wordで簡単なレポートを書いたり、Power pointでポスターやスライドを作る、Excelで表やグラフを作成することが多い。

しかし、パソコンを使いこなすことができないため、質問の内容は、パソコンの使い方が主である。

私の担当は、情報処理ではないのだが。

仕方ないので、スクリーンに私のパソコンをつないで、Word、Power point、Excelの使い方を講義する時間が多い。

最近の若者は、、

という言い方は苦手であるが(私もまだ29だし)本当にパソコンを使えない。

スマホ世代だから仕方ないのかもしれないが。

スマホ世代は、わからないことは”ググる”が一般的だと思っていたが、学生さんは”ググる”こともできない。

検索ワードや、ネット記事の信頼性を判断することができないとのこと。

ならスマホ使って何をしているのか。

そう思う午前中の授業でした。

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