何かにすがりたくなる時がある
無自覚であっても、弱っている時は何かにすがりたくなるのだと思う。
昨朝、寝ている息子2に声を掛け、朝食の支度をしていたら、降りてきた。2人で向かい合って、目玉焼きをつつく。8月が一番雨が多いと教えてくれた。
週4オンライン授業の息子1は、朝食は摂らないか、食べたければテキトーにやってくれるので、放置。
洗面所でようやく本題。
「今日学校行けそう?」
部屋から出てきた息子2は体操服姿だった。今日は体育なんだね。
息子2の学校は、公立なのに校長先生の裁量なのか、秋まで私服登校が認められた。
一昨日は短パンが乾いていないというので、制服で登校していたけれど。
その晩、19時過ぎに帰宅するとリビングで塾のオンライン授業に参加中だった。
よきよき。毎日匍匐前進でよい。
登校前に少し時間があったのか、リビングのソファーで本を手に取っていた。
私が自宅待機の期間に読もうと思ってAmazonでポチッた本、数冊がそのままテーブルの上で塩漬けにされていた。
手に取ってたのは「時間革命」
ホリエモンは言葉はキツイところもあるけど、読みやすいと思うよ。読むなら持っていっていいよ。
ホントはリビングの壁に家族の本棚があるといいなと思っていた。
幅広い分野の質の良い本を並べておく。いつか何かの拍子に手に取るかも知れない。
何がきっかけになるか分からない。子ども達が小さい頃は、様々な絵本、図鑑を満遍なく集めて置いていた。
「知」は惜しみなく、身近に視野を広げるものを配しておきたい。
そう言えば、息子1が小学5年生の時に、友達との関係に悩んでいた事があった。漠然と生きる意味を探していた。唯一持っていた育児書には、この年頃の子どもは時に哲学的になるとあって、これかと思った。
私は手塚治虫の「ブッダ」を全巻買い、本棚に並べた。うまくハマったらしく、息子1は貪るように読み、その後も何度も読み返していた。
本に救われる事は多い。
何が心に響くかは分からない。ずっとボールを投げ続けるよ。どれかキャッチしてくれたらいいなと思いながら。
いろんなことに興味が持てたら、生きることもっと楽しくなるのにな。好奇心の芽を育てたい。
。。。
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