見出し画像

子育てのお悩みランキング

世のお母さん、お父さん、おつかれさまです。

先日、NHKの『すくすく子育て』で
子育てのお悩みランキングが発表されていた。

結果はこちら

1位:子どもの食事
2位:きょうだいの子育て
3位:ワンオペ育児

ちなみに、私の子育てお悩みランキングは

1位:兄弟げんか
2位:兄弟げんか
3位:兄弟げんか
4位:イヤイヤ期

そう、私の悩みの9割は兄弟げんか。

子どもたちを怒る理由の9割5分がこれだといっても
決して過言ではない。

逆に言えば
ワンオペだって兄弟げんかがなければ、そんなに困ることはない。

食事のマナーが多少悪くたって、好き嫌いが多くたって
兄弟げんかがなければ、笑って食べられるたのしい食事となる。

「みんな本当にそんなに食事に困っているの?!」
というのが正直な感想だった。

うちの三兄弟(5歳・4歳・2歳)だって
みんな食が細いし、お野菜はあまり食べてくれないし
ボロボロこぼすし、もちろん悩みがないわけではない。

次男に至っては、それなりに食べているのに
身長が伸びなくて3歳児検診でひっかかったほどだ。

定期的に病院に通っているものの
毎日これだけ元気に走り回っているから
まあ大丈夫なんだろうなとは思っているが
体の元となる食事が気にならないわけはない。

それでも、お悩み1位にはならない。

しかし、コメンテーターの大日向雅美さんのコメントを聞いて
「なるほどーーー!」と膝を打った。

10位から2位までの悩みを全て集約したものが、
1位の「悩みがつきない 子どもの食事」だと言えると思います。

食事自体の困りごとも、もちろん悩みの一つではあるものの
「子どもは親が、特にママが一人で正しく育てなければならず、
 その結果、よく育つのもそうでないのもママの責任だ」
という誤解に陥りやすいのも食事なのです。

例えばママが「自分の時間が欲しい」「整体に行きたい」と言うと、
周りがどう思うか心配になります。
しかし、「この子の成長、発達を考えて、食で悩んでいます」ということは悩みとして話しやすいということもあると思います。

もちろん食事に関しては深刻に悩んでいますが、
「ワンオペで苦しい」「パパが手伝ってくれない」ということよりも
言いやすく、皆にそのつらさを受け取ってもらえそうだという空気も
あると思います。これは本当につらいことです。

大日向さんはいつもお母さんに寄り添ってくださっていて
今では声を聞いただけで泣きそうになるが

本当におっしゃるとおり。

悩みの9割が兄弟げんかの私だって
あまり親しくないママ友さんや街頭インタビュー、
あるいは義母に聞かれたら
当たり障りのない「食事」と答えるかもしれない。

そう、本当のお悩みは、口に出すことすら躊躇われるのだ。

世のお母さん!本当によく頑張ってる!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
本当はもっと周りを頼っていいんだと思う。

頼れば助けてくれる人だって大勢いるんだと思う。

でも、電車の中で子どもが大声で泣いちゃって冷たい視線をあびたり

(朝一で病院に連れていくために、
 通勤時間帯の電車に乗らなきゃいけないことだってある)

バス停で待ちながら話しているだけで
「はぁ~!ほんとうるさい!」と聞こえよがしに言われたり

(それでも、うるさくならないようにしていたつもりだったんです・・
 でも3人もいれば大人だってそれなりに大きな声になるでしょ?)

そんな経験から、はなから周りに頼ることをあきらめてしまう。

特にお母さんに対する世間の目は冷ややかなものが多いように思う。

お父さんが子どもを連れていたら、たとえ子どもが大泣きしていても

「あら、お父さん偉いわねぇ~大変でしょうけど頑張ってね。」
という応援のまなざしが多いが

お母さんが子どもを連れていた場合は
前者が半分、残りの半分は

「あんなに大泣きさせて。うるさいなぁ。。」だったり
「お母さんがついていながら、なんであんなに大泣きしてるの?」だったり

私のただの勘違い・思い込みであればいいな・・・


このランキングの結果が、なんとも切ないなぁと思うのでした。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?