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Keychron Q14 Maxが出て悔しかったのでQ14 Proをアップグレードした話

自分がKeychron Q14 Proを購入したのは昨年末でしたがそれから約半年という僅かな差で、Q14 Maxが発売されていました!

Q14 Proのレビューはこちら。

まだあまり使ってないのに! Max出るって知ってたら待ったのに! いや、待てなかったか? うん、とにかく悔しい!

MaxとProの違いは細かいものまで含めると色々ありますが自分が気になった違いは以下2点です。

  • 無線接続でのポーリングレートが1000Hzに高速化

  • 音響フォームのレイヤー数が多い

1つ目はProでも有線接続であれば1000Hzですし、ゲームなど入力速度がシビアな用途では使ってないので自分にとってはあまり無くてもいいかなと妥協できます。
2つ目は非常に気になる…。Max触ってみたい…。

買い替えも一瞬頭をよぎりましたが、向こう10年を共にする相棒を探して辿り着いたQ14 Proだったので愛着もあり、どうしたものかなぁと思っていた所アップグレードキットがあることに気づきました。しかもたったの$10!

ついでに(?)スイッチも静かなものに変えてみようという欲が出て来ました。
ついでについでにキャップの色も変えてみよう…。
(歯止めが効かなくなってきた…。)

あとはQ14 Proは若干高さがあるのでパームレストが欲しくなり家電量販店で買ったこちらのパームレストを使っていましたが、Q14はAliceレイアウトなので筐体が湾曲しており、パームレストとの間に隙間が出来てしまうのであまりパームレストのサポート感がありませんでした。

パームレストとの間に隙間ができる

こんな特殊形状に合うパームレストなんで無いよなぁと思いながらKeychronのサイトを眺めていると…

公式のパームレストがあるんかいっ! 全然知らんかったわ。

と言うことでアップグレードキット、スイッチ、パームレスト4点をポチり。

配達完了まで1週間ちょっとかかるので待っている間はトラッキングサイトを眺める毎日を過ごし…

やっと届きました!
早速インストールしてみよう!

今回購入したKeychron製品

Acoustic Upgrade Kit

Q14 MaxとQ14 Proの内部構造の違いはこの様になっています。

Q14 Pro
Q14 Max

Maxの方は層がめっちゃ増えてます。ミルフィーユかよ。
Proと比べるとPCB(基盤)の上に2層(PET FilmとIXPE Foam)追加され、PCBの下は3層(Latex Bottom Pad、Bottom Case Acoustic Foam、Bottom Case PET Film)に増えています。正直実機を触ってみたいぞ。

アップグレードキットは3層のレイヤーが入ってます。ただしSound Absorbing Foamは既にProの筐体の中で使われているものと差し替えなので追加されるのは2層です。

Acousitic Upgrade Kit

公式サイトの動画を参考に恐る恐る筐体を開け、Upgrade Kitをインストール。

既存のSound Absorbing FoamとUpgrade Kitに入っているものでは材質が違いました。すごく柔らかくなっています。奥が既存のもの。手前がUpgrade Kitのものです。柔らかくなってより衝撃を吸収、ということなのか?

Sound Absorbing Formの違い

さて効果の程は…

うーん…少ーーしカチャカチャ感が抑えられたような。特に長いキーのカチャカチャ感が減った気がします。(個人の感想です。)
長いキーにはスタビライザーが使われています。構造的に結構カチャカチャ音を発生させてしまうので、いくら静かなスイッチを使っても改善しませんが、音響フォームが少しは吸収してくれるのかもしれません。

スタビライザー

悪く言えば$10分の効果としてはこんなものかなぁという感じ。よく言えばしっかり$10分の仕事はしてるかもなぁ、$10でこれならいいやん、という。
あーMaxの実機と比べてみたい。(くどい)

格安でアップグレード気分を味わえるので興味のある方はお試しあれ。

パームレスト

パームレストは流石の公式仕様だけあってピッタリハマってかっこいいです。筐体の色とも合っています。
シリコン製を選べましたが硬すぎず柔らかすぎず自分的には満足の感触。
右下のさりげないKeychronの刻印も良い。

パームレスト

キーキャップ

キーキャップ

悩みましたがシンプルな白を買ってみました。Q14 Proに最初からついてくるKSA Double-Shot PBT Keycapsです。
キーキャップを変えている時に気づきましたが、Q14 Pro用のスペースキーが付属していません。今回はスペースキーの色は変える予定ではなかったのでセーフです…。改めて販売ページを見たらちゃんと注意書きがありました。気を付けないとですね。

スイッチ

Q14 Proは購入時にKeychron K Pro Switchの赤、茶、バナナの3つから選べますが、自分は赤を使っていました。
今回はそのスイッチより静かなものを探しました。

KailhのDeep Seaなども気になりましたがお値段結構しますし、カスタムキーボード初心者なのでまずはお試しということで、Keychron Silent K Pro Switchの赤にしました。

この動画が参考になりました。

実際に触ってみると感動するレベルで全然違います。スイッチを離した時のカチャカチャ音がかなり抑えられています。
スイッチのカチャカチャ音って離した時に発生するんですねぇ。なるほど。
押し込み具合はあまり変わらないのでタイピング感(押してる感)は今まで通りなのかなと。

生まれ変わったKeychron Q14 Pro

新生Keychron Q14 Pro? Keychron Q14 Pro改? Keychron Q14 Pro+?
せっかくアップグレードしたのでそれっぽい名前を付けたいw

全部インストールしてこんな感じになりました。
極上の打ち心地です。

インストール完了

それでは皆さんもハッピーなキーボードライフを!


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