記事一覧
量子コンピュータを利用したノイズテクスチャ
量子芸術として量子コンピュータを活用したジェネラティブアートを作れないかと言うことを考えたりしています。
手始めに最もシンプルな例として量子コンピュータを利用してノイズテクスチャを作成してみました。
ノイズはジェネラティブアートだけでなく多くのCGアートで重要な要素です。
映画やゲームのリアルなCGで使われているテクスチャもかっこいいミュージックビデオのグラフィックも様々なものがノイズを元に作ら
vvvv gamma入門 - 9 GUI
vvvvでGUIを表示するにはImGUIを使います。
基本的な使い方はヘルプパッチが充実しているのでそちらを参照してください。
今回は以上!
…と終われれば良かったのですが、Strideで使う場合に少し躓いたのでTipsをメモしておきます。
StrideでImGuiを使うヘルプパッチがあります。
ただこちらのヘルプパッチはImGuiのSceneWidgetを用いてStrideのシーンを表示し
vvvv gamma入門 - 8 デリゲート
今回はデリゲートの使い方をメモしようと思います。
デリゲートとはデリゲートとは何ぞや? とかデリゲートを使うと何が良いのか? といった解説は今更自分が書くまでもなくネットの海に沢山漂っていますが、一応簡単に書いてみます。
デリゲートは委譲という意味です。現実世界の仕組みを表現するというオブジェクト指向の概念から生まれたものですから、現実世界にもデリゲートを使う場面が存在するはずです。
例えば次
vvvv gamma入門 - 7 画像/動画を書き出し
vvvvで作品を作った後、動画として納品したりSNSなどでシェアしたいと思うかもしれません。
今回はvvvvのStrideレンダリング結果を画像や動画として書き出すパッチを紹介します。
色々な書き出し方法vvvvのドキュメントには色々な書き出し方法が紹介されています。
今回は上記に記載の方法をいくつか実際のパッチを作成して解説します。
動画: フルスクリーン+XBox Game BarWin
vvvv gamma入門 - 6
vvvv入門、6回目。今回はパッチ制作に欠かせないSpreadという概念とループ処理について学びます。
Spread配列やListの様なものをまとめてCollectionと言います。
vvvvのCollectionにはSequence、Spread、Dictionary、HashSetがあります。
その中でもSpreadは一番良く使用するものです。
Spreadの一つひとつの要素をSliceと言
vvvv gamma入門 - 5
ForwardDataType Patch最後の1つはForwardです。入門レベルでは不要な知識かと思いましたが1つだけ紹介しないのも少し気持ち悪いので簡単に説明してみます。
Forwardについてはドキュメントに詳しく書かれていますが、実際にやってみないと便利さが良くわからないかと思います。
実際にForwardを使ってみるために、外部のライブラリを使用します。
今回はQRコードやバーコー
vvvv gamma入門 - 4
vvvv入門4回目です。前回は5種類あるDataType Patchの内、Process、Record、Classについて説明しました。
今回はInterfaceについてです。
InterfaceInterfaceは公式ドキュメントでは正式には未サポートとだけ記載されていますが既に動作します。
役割としてはC#などの他のプログラミング言語におけるInterfaceの役割と同じです。
ステートパ
vvvv gamma入門 - 3
vvvv入門の3回目。
これまでの入門記事はマガジンにまとめております。
Patchの種類前回はProcessを使用して自作ノードを作成しました。
今まで「パッチを作成する」と言う様に何気なくPatchという単語を使ってきましたが、Patchには以下の様な種類があります。
Application Patch
Definitions Patch
DataType Patch
Process
vvvv gamma入門 - 2
vvvv入門の2回目です。
前回の記事はこちら。
シーンにオブジェクトを追加する
前回のパッチを少し修正していろんなプリミティブな3Dオブジェクトを置いてみます。
RootSceneノードには子要素を設定するピンが複数あります。こちらにBoxを置いてみます。
するとこのような見た目になりました。Boxは置かれましたが…おっと、ライトがないので真っ黒です。
そこでSkyboxLightノー
vvvv gamma入門 - 1
vvvvの公式リファレンスであるThe Gray Bookを初めから順に読んでいけばvvvvの使い方はマスターできるのですが、The Gray Bookは全体構成や言語仕様などのマクロな視点から徐々に詳細について説明していくトップダウン的なアプローチで全体を網羅的に説明する流れになっており(リファレンスとしては正しい構成だと思います)ハンズオンが無いため、取り敢えず試しに何かグラフィックを表示した
もっとみるHoudiniのDesktop(ウィンドウレイアウト)をカスタマイズする
検索性を考慮して”Houdiniのウィンドウレイアウト”と書いてしまいましたが、Houdiniではインターフェースを構成するウィンドウをPane(ペイン)、それらのレイアウトをDesktop(デスクトップ)と呼びます。
基本的なマニュアルはこちら。
レイアウトの変更初期設定のデスクトップ:Buildではネットワークビューが小さいのと、ジオメトリスプレッドシートがシーンビューと同じペインにあって隠
vvvv gamma入門 - まえがき
まえがきこの連載はvvvv gamma(以下vvvv※)の入門書です。vvvvの基本的な使い方を公式のドキュメントを補足する形で説明していきます。
vvvvではVLというプログラミング言語が使用されています。vvvvを学ぶということはVLを学ぶということだと言ってもよいでしょう。
(※vvvvにはbetaとgammaがあります。以前はvvvvといえばvvvv betaのことでしたが、gammaが正
『量子芸術宣言』を読んでみた
『量子芸術宣言』かねてより読みたかった松澤宥著『量子芸術宣言』をやっと拝読できました。
プレミアがついていて購入を断念。ネットで調べると大学の図書館などに所蔵されていることは確認できるものの遠方のため難しいなぁと思っていたところ、ふと、郵送で借りられないのか? と思い立ちました。問い合わせてみると、個人の方に直接郵送はできないが、自治体の図書館を経由することで貸出しが可能とのこと。
なるほどその
Keychron Q14 Pro レビュー
Unbox!ついにKeychron Q14 Proが届きました! 開封!
キーキャップを外す工具や、Windows用のWinキーなどスペアのキーがいくつか入ってます。
早速設定していきます!
キーマップの変更Keychronの良いところはQMK/VIAが使用できるところです。
自分はQMK/VIAというものをよく知りませんでした。QMKというのはキーボード用のファームウェアで、これを用いてキ