RPGツクールで最後まで作り切れない人向け:『一画面勇者』に学ぶRPGの作り方
やあ、どうも。
あおはるおじさんだ。
11月23日はゲームの日。
ということで今日はゲームのお話。
RPGツクールってご存知でしょうか。
ゲームを作れるゲームとして有名なツクールシリーズ。
プログラミングがわからなくても、用意されているMAPとかキャラクターを配置することで、誰でもロールプレイングゲームが作れるよという代物。
今年の8月に最新作が出ていたようです。
さて、このRPGツクール。
ゲーム業界を目指す人は一度は触れてみることをオススメします。
ただ、実際やってみるとわかるのですが、最後まで完成させられる人ってほとんどいないんですよね。
かくいう私も学生時代はそうでした。
それはなぜか? というのを今日は書いてみようと思います。
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完成させられない人の特徴
これはゲームに限らず小説なんかでもそうですが、一言でいうと風呂敷をたためない現象が起こります。
最初、部分部分では面白いことが浮かんでいて、ああ、これすごく面白そうという気持ちになるのですが、いざ繋げていくと粗が見えてきたりするもの。
書き出しまでは勢いよくいけたけど、どうにもうまく物語が進まない、なんてことにもなりがちです。
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まずは全体像を把握しよう
最初にゴール。
例えば世界を平和にするとか、最終目的になるものを置きます。
そして、小説だとプロットにあたる部分ですが、起点と終点をつなぐ間にくさびを打つようなポイントを書きだします。
ちなみにプロの作家さんはプロットを作らないという人もいますが、それって頭の中にきちんとすべてが描けていて、それを自然とこなすことができているからなんですよね。
料理のようなもので、何度も作ったことがあるものであれば適当に作っても完成できますが、最初はみんなレシピを見て作ると思います。
このレシピがないと最初はうまくいかないですよーという話です。
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工程を逆算してレシピを作る
さて、ではどうやってレシピを作るのか。
これはゴールからの工程の逆算が良いと思います。
例えば最終的な目的が世界に平和を取り戻すだったとします。
世界に平和を取り戻す
→そのためには魔王を倒す必要がある
→そのためには魔王の城へ行く必要がある
→そのためには虹の橋を作る必要がある
→そのためには、太陽の石と雨雲の杖とロトの印を手に入れる必要がある
といった構造です。
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レシピをちょっとアレンジしよう
さて、ここまで作ってみると、こういう感想を抱くことがあります。
あれ、あんまり面白くなさそうだな……。
私たちは既にたくさんのエンタメに触れていて目が肥えています。
頭の中で色々と想像している時は面白そうと思えたのに、上記のように具体化させていくとだんだん月並み感というか、つまらなさそうに感じられてしまうことがあります。
そんな時は何かスパイスを追加したり別のものに置き換えてみましょう。
これでもまだまだ月並みなんですが、レシピ化したことで、アレンジがしやすくなるというのがポイント。
シンプルな構成であるほどアレンジもしやすくなりますので、最初はすごく小さな世界から描いて、足し算をしていくのがオススメです。
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ベンチマークに最適な『一画面勇者』
このような作り方、考え方でレシピの参考になるのがこちら。
『一画面勇者』というフリーゲームで、主人公は画面の中央から一つずつイベントをこなしでいくのですが、パズルのようにAをしてからBをするといった形で考えて行動することが求められます。
このレシピを参考に、自分なりのストーリーやイベントにアレンジするだけでも、ゲームとして面白いものになると思います。
制作者のDLページはこちら。
というわけで久しぶりにゲームのことを記事にしてみました。
最後に宣伝。
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