アツアツのお茶にご用心!~第2期Σリーグ『ANC PURPLE BATS』第2節第1試合日菜むい選手視点



はじめに

この記事は下記配信をもとに書き起こしております。
「記事が面白い!」というありがたいお声をいただくことも多いのですが、記事が面白いのは私自身が面白いというよりは配信が面白いからなので、面白いと思ったのであれば是非これからの控室配信や登板選手の視点配信を見ていただければと思います。
この記事が、読まれた方にとってAPBの皆さんを応援する契機に少しでもなればと願っております。

控室配信


日菜さんの視点配信


配信開始~試合開始前

🦇「まずは前節の結果を振り返ってみましょうか」
🖋「僕たちは何回見てもいいんでね

第1節の結果はひげくじら選手🐳2着、コータ選手🐖1着で、+85.9ptの暫定首位。
始まったばかりでいくらでも変動しうる状態とはいえ、首位という響きはやはりいいものだ。

🦇「前回の勢いのまま勝っていきたいですね」
🍵「ですね、トップを守れるように頑張りたいと思います」

卓組

東家 『風林火にゃん』エンデ選手⚽
南家 『ANC PURPLE BATS』日菜むい選手🍵
西家 『Pleiades』比木丹いと選手✨
北家 『TEAM PANDAaaaZ』相川翔選手🐼

APB優勝時のメンバーとしてもお馴染み、みんな大好きエンデマン。
鬼打ち魔法使い(副業プログラマー)比木丹いと選手。
アイカワの漢字が違うことでお馴染み、RMUアスリート相川プロ。

🦇「今日の意気込みの方は」
🍵「めちゃくちゃ緊張してるんですが、いつも通り打つこと、そしてトップを持ち帰ることを目標に頑張りたいと思います」
🐳🐖「「がんばれ~~~!!!」」
🦇「むいさんといえば最近雀聖に昇段としたということで」
🐳「ノリにノッている」
🦇「調子としてはいかがですか」
🍵「昇段した勢いのまま今日もやっていけたらいいなと思います」

🍵「じゃあそろそろいってきます」
🦇「がんばれー!」

(日菜選手離席後)

🦇「これ緊張しない人いる?」
🐳「いないいないいないいない」
🐖「心臓に毛が生えすぎでしょ」
🐳「(いたとしたら)ロボですね」

誰もが緊張する初登板。日菜選手にとってもそれは例外ではないだろう。
それでも、力強くトップを取りたいと宣言した日菜選手。
その戦いに期待したい。

🖋「登板前に雀聖に昇段されたということでね」
🐳「流れが来ている!今APBに、何かの流れが押し寄せている!
【悲報】超なんたらかんたらバランス派、オカルト論者だった。

🦇「勢い大事だからねw」
🐳「怪しい言葉を吐き始めた」
【朗報】理性、まだあった。

🦇「前回もね、ボーダーギリギリから一気にトップ圏内に抜けたこともあったけど、逆にトップ圏内からいきなりボーダー間際まで落ちたこともあったから。展開けっこう大事ですよ」

前期はレギュラーシーズン19節まで9位と苦戦するも、20節に一気に5位まで浮上。勢いそのままに、プレーオフ第2節時点で首位(ファイナル進出が確定していたななないとBCCは除く)に立ち、熾烈なデッドヒートを制して縁とともにファイナルへ進出した。
優勝から11位まで。酸いも甘いも知り尽くしたリーダーの実感のこもった経験談である。

🦇「そういう意味では第1節でひげくじらさんとコータさんがいい勢いで来てくれたのでとてもチーム状態いいと思います」
🐳「いや~よかった」
🐖「ありがとうございます!」
🦇「ここ数日睡眠とか食事とかすごいよかったんじゃない?何食べてもおいしいみたいな」
🐖「他チームのアーカイブ見ましたけど、(東2局の)南単騎のところ繰り返し見てますからね

↓南単騎の詳細についてはこちら

🦇「wwwwわかるwwww自分のいいところ何回も見ちゃうよね」
🐖「あれはね~」
🐳「全員でべた褒めでしたからね」
🐖「ありがたい限りですわほんとに」
🦇「あの気持ちよさたるやね。普通の立直で普通にあがっても気持ちいいのにあれだけ意思のある立直してあがったらそれはもう」
🐖「やめられへんよやっぱり」
🦇「私もそうなりたいなあ」
🐖「まあそういうこと言ってると足元すくわれるんで、気を引き締めなおして頑張りたい次第でございます」
🐳「まあまだ第2節なんで、こっからたくさん変動すると思いますんで、まあ何があっても動じずドーンと構えていきましょうや」
🖋「プラスしてもマイナスしてもお互いがナイスファイトと呼べるように、ベストを尽くせるように頑張りたいですね」

日菜むい選手とは

こんな狭いスペースでは到底語りつくせないし私が語るのも烏滸がましいとは思うが、日菜むい選手の魅力について改めて紹介させていただこう。

人一倍の麻雀への熱意を持つVPL2期生のVtuberさん。

7000点近くの高い平均和了を誇る高打点が魅力な雀士さんです。副露は抑えめで高い立直率が目を引き、しっかりと打点を作って戦う重厚な麻雀が期待できそうです。同卓者へのプレッシャーをかけられるタイプと言えます。

現在雀豪3で育成枠からの卒業も間近の今後に期待大の選手ですね。

スカウティングレポートより

人一倍の熱意、そして優しさ。
幸運を呼ぶとされる茶柱が如く、いつでも凛とした雰囲気で、まっすぐで、誠実なその姿こそが、日菜選手の最大の魅力といえるだろう。
雀聖への昇段については、ドラフト前の時点で射程圏内に入れていたのだが……

あと数百ポイントというところから叩き落されてしまった。それでも、決して折れることはなかった。時には傍から見ていて心配に思えてしまうほどに、真剣に麻雀と向き合った。


段位戦だけに時間を割くわけにもいかない多忙な日々のなか、可能な限り挑戦を続け、11月2日の配信にて……

ついに雀聖に昇段。コメント欄は自分のことかのように大喜びしており、いかに視聴者に愛されているかがうかがえる光景であった。

段位を上げた、自身で主催の大会を開いた。そして間もなく始まるVPL新シーズン。今の日菜選手は、非常に熱いといってもいいだろう。
皆の声援を背に受けて。APBの可憐なヒロイン、今期初登板。

対局ハイライト

東1局~かつての盟友、今は強敵

初めてのリーグ戦、初めての配牌。いきなり神配牌!とまで都合よくはいかなかった。

🍵「手は~……悪い!」
配牌6種、0メンツ。悪い配牌のお手本のようなものがきてしまった。
🖋「親(エンデさん)が良さそう」
🐳「(日菜さんは)今回はちょっとお休みしますって感じですかね」
🐖「ホンイツちょっと見ましょうかってくらい」
🐳「でも下手に前に出たらエンデさんに捕まるのが怖い……言う事すべてがフラグになりそう
第1節見る限りAPBのフラグ芸人枠はLusyaba選手だと思います。

終盤、親のエンデ選手が8mをポン。
🦇「さあこの鳴きの意味!エンデさんが鳴くことの意味!気をつけて!
苦楽を共にしたかつての仲間だからこそ知っている。副露率30%を切る面前ファイターが鳴くときというのは……

だいたいが鳴いても高いときと相場が決まっているのである。開幕早々、挨拶代わりの4000オール。

🐖「まあ直撃に比べればだけど」
🦇「さすが優勝請負人ですね。敵ながらあっぱれ」

続く1本場、エンデ選手の配牌にはいきなり白の暗刻が揃っている。
🐳「犬カルビさん状態※になる。大丈夫かな~」
※東1局の親番で大量加点してそのままトップになること。詳しくは前節の内容をご確認ください。

その後、エンデ選手は日菜選手から出た9sをポンしてさくっと聴牌。ほどなくして相川プロから立直が入るも……

押し切って2局連続のツモ和了。

🦇「どうやってもあがられそうだった、今日エンデさん持ってますね

続く2本場は比木丹いと選手から速いリーチが入り、エンデ選手と日菜選手はオリることに。その一方で、相川プロは粘りのケイテンを入れることに成功し2人聴牌で流局。地味ながら、プロの技が光った局ともいえるだろう。

🐼<ドヤ

東2局~ほろ苦

そして迎えた初めての親番、日菜選手の配牌はそこまで悪くないようにも見えたが……
🐖「下家✨がやばい」
🖋「(1巡目で)七対子の1シャンテン」
🦇「な~んてこと~!?」
🐖「なんならホンイツも四暗刻も見える」
🐳「これはまずい」
✨「白ポンしてホンイツ移行!」

『Pleiades』比木丹いと選手に大チャンス手が入る。
対して日菜選手は、まだまだ勉強中と語っていた副露を駆使して、なんとか追いつこうと試みる。

ところが、手が進んでいたのは比木丹いと選手だけではなかった。

相川プロから立直が入る。
🐖「救世主かもしれん🚩」
比木丹いと選手とのぶつかり合いで済めば、こちらは失点をせずに済む。
ところが、事態はそこまで簡単ではなかった。

なんとエンデ選手からも追撃の立直。2軒立直と筒子ホンイツ仕掛けに挟まれてこの手格好。あまりにも苦しい。

🐖「9m9mでお祈りするしかないかな」
🦇「端っこアタック?」

初めてのΣリーグ、初めての親番。できる限り粘りたい思いもあったかもしれないが……

ここは冷静に9mを選択。
🐖🐳「偉い」

苦しい中でもできることはやった。
しかし、最善を尽くしても麻雀は時として意地悪な一面を見せる。

比木丹いと選手のツモで跳満の親被り。
最善を尽くした結果が6000点の失点。瞬間的にとはいえラス目に転落。3着目の相川プロはともかく、他2人の背中が遠い。

🍵「わあ高い、親被り痛い……。でもまだまだまだまだ、頑張りますよ!

自分を鼓舞するかのように、視聴者を安心させるかのように。
優しく、しかし力強く言葉を発し、日菜選手は次局へと臨んだ。

東3局~凛として咲く

🐳「高くなるとしたら……789三色?」
🖋「一通もある」
🐳「ドラ1m引けたからまっすぐ字牌……うん、いいと思います」

🐳「うん」
🖋「素晴らしい」

純チャンや789三色を見据えた手組みに控室からは思わず感嘆の声。多少の苦境に立たされようとも、今できることをしっかりとやる。そんな気持ちが感じられる打牌である。

辛抱の甲斐あってか、12巡目に純チャンドラ1を仕上げて得意の立直へ。待ちのカン2pは立直時点で2枚山。

🐳「だー!一発でつかんだ!……いやめっちゃ見間違えてた。日吉さん状態になってたわ」
超アルティメットなんちゃらバランス派、お茶目な一面もあった。
ちなみにこの時ひげくじら選手が2pと見間違えた牌は5m。たぶん日吉さんでも間違えないと思う。

控室も我を忘れるほど興奮した、これまでの逆風を吹き飛ばさんとする勢いの大物手。
2pはその後脇に流れあと1枚となってしまうが……

ラス牌を自分のもとへと引き入れた。
リーヅモ純チャンドラ1。めげずにじっくりと手を育てた努力が実った。跳満のツモあがりである。

「「「おおツモったー!ナイスー!」」」
🦇「むいちゃんの胆力偉い!」
🐖「超偉い」
🐳「かっこいいよこれ!」

チームにとっても自身にとっても待望の初あがりは、いつも通りの高打点立直となった。

続く東4局は比木丹いと選手が鋭い手順で早々と789三色の立直にたどり着いたが、親の相川プロが追っかけ立直を敢行。

枚数は互角だったが、このめくり合いを制し2000オールの和了となった。
🐳「いや~お強い。いい戦いだ」

続く1本場は親の相川プロがまたしても立直にたどり着くが、エンデ選手が南ドラ1をツモりきって南入。

大物手のツモで削られ続け、5万点超えが視野だったエンデ選手の持ち点も気づけば3万点台に。
このまま混戦模様かと思われたC卓は、ここからさらに荒れることとなる。

南1局~エンデマン Once More

🐳「エンデさんいいですねw」
🐖「いいっすねw」
🦇「エンデさんずっといいわね」

あがれなかった局でも、ドラなり良形なりを引き入れて積極的に勝負に参加できていたエンデ選手。
2度目の親番でもその配牌の勢いは衰えていないように見えた。

しかし、日菜選手も黙って見ているわけではない。

🐖「これは良い鳴き!
🐳「素晴らしい!
🖋「素晴らしい素晴らしい

急所のカン7sを見逃さずにチー。日頃から努力をそばで見ていたチームメイトだからこその感情だろう。この1鳴きでまるで和了したかのような盛り上がりである。

とはいえさすがにエンデ選手の方が手は整っていた。親立直が入る。

🐳「まだ戦える形ではある」
打点も3900は保証されていて、678の三色がつけば満貫。たしかに相手が親とはいえ見合いそうな手ではある。

押してもそこまで大罪というわけではなさそうだが……

🍵「う~ん…ダメだ。親の立直に対してドラがそんなに見えてない」

日菜選手はスジの2pに甘えることすらなく、赤5pを切って迂回を選択。
この局は相川プロが5800点の放銃に回り、エンデ選手の持ち点は再び4万点台へ。

次く1本場はタンヤオでエンデ選手が軽く連荘。
ここで、コータ選手から気になる一言がぽつり。
🐖「先手取られてる局が多いから思考が守備的になってるかも。よう耐えてるから報われてほしいんだけどね~」
実際よく耐えている。放銃は0回。跳満も1回和了した。にもかかわらず持ち点が2万点を割っているあたりに、展開の苦しさが見て取れる。
辛抱が最後に花を咲かせることはあるのか。それとも、このまま終わってしまうのか。
続く2本場は比木丹いと選手選手が満貫聴牌の勝負手を入れるもエンデ選手への放銃に回ってしまう。なかなか参加できない苦しい時間は続く。

🐳「まあ本番は親の時なんで」
🦇「何本場まで積むんですか~」

どこまでも勢いが続くかと思われた3本場は、相川プロが意地の1000-2000をツモ和了して南2局へ。

🐼<ソイヤッ

南2局~渋味

さあ最後の親番だ。手が入ってくれれば大量加点で一気に上位をうかがうチャンス。配牌は……

「「「「う~~~~~ん」」」」
🦇「ドラはあるけど他がね~」
🐖「厳しすぎん?かわいそうよこれ
🖋「役牌が重なれば何とか……」

他家も手牌がバラバラなら時間の猶予もあったかもしれないが、この局は下家の比木丹いと選手の手が速かった。

軽く鳴いて300-500のツモあがり。他家の大物手が成就するよりはマシだったという点においては不幸中の幸いだったと言えるかもしれないが、大事な親番が落ちてしまった。あまりにも、あまりにも厳しい。

続く南3局は、相川プロが親の比木丹いと選手とのめくり合いを制して満貫の直取りに成功。日菜選手は3着目でオーラスを迎えることとなった。

オーラス~茶柱は立ち続ける

🐖「3着で帰ってきてもじゅうぶんじゃないですか」
🐳「今日の配牌と展開を考えたらラス回避できただけでも」
🐖「だいぶ偉いっすよこれ」
🐳「もう終わったみたいに話しちゃってるけど

3着で十分。しんどかった、よく耐えた。
ここまでの展開を総括するなら、まさにそういった表現が適切だろう。
このときのAPBは、3着で終わればそれでいいと思っていた。
……ただ1人を除いて。

🍵「ドラは西。さあ、しっかり条件を見て。最後にどかんとでかいのあがりたいですね」

ここまでの展開は、あまりにも強烈な逆風だった。
それでも、日菜選手は上を向き続けた。
その気概に、牌が徐々に応えだす。

12巡目、ドラを重ねて七対子の1シャンテン。
🐖「きたきたきたきた!」
🐳「あるよ!」
🦇「主人公くる?」

そして16巡目、茶柱こと2sを引き入れて七対子の聴牌にたどり着く。あがりさえすれば文句なしの逆転。
しかし待ち選択が難しすぎる。1切れの北単騎に取ればいいではないか、というほど話は簡単ではない。北単騎はたしかに赤5mが通れば強いが、この終盤で赤5mを切ることのリスクに果たして見合うのか。日菜選手の選択は……

🍵「すいません、赤切るの怖くて!当たったら激痛だから」
5m単騎の立直を選択。放銃してしまえばラスへの転落もある立場。非情に難しい選択だった。

しかしその刹那、相川プロから北がツモ切られる。あまりにも意地悪な展開である。

祈りながら最後のツモ番、日菜選手が持ってきたのは5m……の隣の4m。
🍵「あー惜しい……!」
親の相川プロはギリギリまで粘ったが最後に形式聴牌を崩していた。これで立直は無念の空振り。流局して3着。



……かと思われたが、この日の雀卓は最後までいたずら者であった。
4mが河に放たれた瞬間、不穏なラグが入る。
🍵「待って待って、ロンじゃないよね!?」
日菜選手から放たれた4mを見て止まったのは……

1シャンテンをキープして粘っていた比木丹いと選手。
鳴けば聴牌料が手に入る。2mは自分で立直に通したから25m待ちはない。7mが4枚見えているから58m待ちもない。このままラスで終わるとしても、できる限り素点は持ち帰りたい。4mを鳴いて5mさえ切れば、5mさえ通ればいいだけの話。

✨「……チー」

雀卓に潜んでいた悪魔の最後の餌食になってしまったのは、比木丹いと選手だった。

🍵「あっ、それだー!」

吹き荒ぶ逆風の中でも決して膝をつかず、2度の跳満を仕上げて堂々の2着。

🦇「諦めない気持ちすごっ!」
🐳「いやーいい七対子を見た」
🐖「いやー素晴らしい」
🖋「いやーすごい」

控室の面々の様子は、嬉しいという感情はもちろん持ちあわせながらも、それ以上に驚かされたという感情のほうが大きかったように見えた。

🦇「かっこいい

リーダーがポツリと放った一言に、この半荘のすべてが集約されていた。
幸運なんて生易しい言葉で片づけられる闘牌ではなかった。何度苦境に立たされようとも、その時の自分にできる最善の選択肢を取り続けたからこそ、つかみ取ることのできた2着だった。

試合後

🍵「よかった~ギリギリでした最後……」
🐳「どうでした終わってみて」
🍵「なかなかあがれなくて、あがったの2回だけですよね。我慢我慢の半荘だなって。それでもしっかりあがれて、なんとか2着持って帰れてよかったです」
🐖「マジでナイスよ」
🦇「かっこよすぎるよ~」
🖋「むいさんが一番配牌悪いって何度言った半荘だったか」
🐖「よく耐えたよ、よく耐えた」
🐳「あの配牌と展開だいたいラスですよ。3着で御の字って言ってたのに連対まで押し上げて」
🐖「素晴らしすぎます」
🍵「良かった~」
🦇「育成枠とは思えない。痺れました」
🖋「観戦記書けって言われたらどこを書いたらいいかわからない
※私もわからなかったので全部書きました。

どこか地に足がついていないような、狐に化かされた後のような。現実と夢のはざまのような、どこかふわふわとしたような様子で感想を語る日菜選手とAPBのメンバーたち。
そうなるのも無理はない。日菜選手のデビュー戦は、あまりにも強烈すぎる内容であった。

🍵「一喜一憂はすごくすると思います。めっちゃすぐ泣いたりするので。たくさん見られると思うので楽しみにしていてください

APBお披露目配信より

長いリーグ戦。勝利の喜びも、敗北の悔しさも、これから何度となく味わうだろう。それでも、いつでも真摯に麻雀と向き合い、皆から愛される彼女ならば、きっと最後は嬉し涙で終われるはず。

麻雀に絶対はない。
そのことは承知のうえで、このことだけは言わせてほしい。
日菜むい選手を応援し続けて、絶対に後悔することはない。

ANC PURPLE BATS +96.0pt


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