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#12.農林漁業界×経営支援×WSD


(1)普段おこなっている活動は?

農林漁業分野で、生産者や食関係企業の経営支援やビジネスマッチングをしています。

(2)WSD受講のきっかけは?

知り合いからWSDの話を聞いたことがきっかけです。私自身、セミナー講師をすることが多いのですが、聴講型ですと受講者にとっても本当にためになっているのか疑問に思うことが多く、そのためにワークショップ形式で考えてもらうことを取り入れたいと思い、受講しました。受講料という金額面のハードルはありましたが、自己研鑽だと思って覚悟を決めました。

(3)オレンジコースとブルーコース、選んだのはどっち?

コロナ禍ではありましたが、オレンジコースを選びました。私自身がコロナ禍においても全国を回り生産者に会いに行くなど、対面での繋がりを重視していたためです。オレンジコースでは、対面とオンラインの両方のワークショップを企画できたので、そういった面でもとても勉強になりました。

(4)WSD受講で最も印象に残っていることは?

ワークショップを計画するために、みんなで授業とは別日にWEB会議をしたことが印象に残っています。普段対面で話してる時と、WEBの時ではお互いのテンションも異なり、また夜だとメンバーの家庭での一面が垣間見えたりしたので、より親密になれた気がします。

実習時にほかのグループワークに参加した際、ジャングル探検ツアーのようなワークを実施していたグループがあったんです。自分では絶対に考えつかないアイデアで、実施する側も参加する側も一体となって行うようなワークショップもあるのかと驚きました。ワークショップの可能性は無限にあると視野が広がったことを覚えています。

(5)現在の活動に活かしているWSDでの学びは?

現在も講師として、ワークショップを取り入れたセミナーを全国各地で行っています。自分で企画をする際には、入口のアイスブレイクからまとめまで一連の流れ(構成)を意識して計画しています。

とくに最近は、食や農林漁業分野だけでなく、地域活性化や観光に興味のある方など幅広い方々が集まる研修を実施することが多くなっています。農林漁業分野と違う分野で根本的な知識量や考え方の差がある場合が多いので、アイスブレイクや自己紹介ワークをより丁寧にするなど、安心して参加できるような入口を意識しています。その後、お互いの視座を合わせながら、一緒にビジネスプランを考えるというワークをすることも多いのですが、こうした一連の流れのなかでもWSDで学んだことを一つひとつ実践しています。

(6)WSD受講を迷っている人へのメッセージを!

WSDに通ったことでワークショップの考え方がガラッと変わりました。 普段会えない多様な業界の方にも出会えますし、ワークショップを通して視野が拡がり、かつ頭が柔らかくなるのでおすすめです!

(7)これからの展望は?

全国の農林漁業を盛り上げるために起業しました!  ワークショップをビジネスアイデアや課題解決の場としてさらに活用していきながら、農林漁業界のワークショップのスペシャリストを目指しています!

WSDを受講してワークショップの考え方がガラっと変わったという仲野さん。多様な参加者向けた丁寧な場づくりをされている姿が垣間見えて、とても嬉しいです。これからも農林漁業界におけるワークショップデザイナーとして、ますます羽ばたかれていくのだろうなあと思いました。これからのご活躍を応援しています。ありがとうございました!

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