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#21.研修コーディネーター×企画×WSD


(1)普段おこなっている活動は?

ビジネス出版のダイヤモンド社のグループ会社にて、法人向けの人材教育支援事業に携わっています。中でも、現在はHD販売推進部に所属し、法人のお客様に研修のコーディネーターとして研修をご提供したり、またダイヤモンド社の人材開発編集部と共に企画業務に携わっています。

(2)WSD受講のきっかけは?

会社の担当役員がWSD2期修了生だったことや、企業の研修実施のご協力をいただく方に修了生が多くいらっしゃるので、WSDの存在は知っていました。 その役員が間もなく定年を迎えられる頃だったことと、書籍やセミナーなどで勉強するのはなんとなく頭打ち感を感じていて、これはちゃんと何か学んだ方がいい…と思っていたところ、WSDがちょうど募集中だったので、これもタイミングだと思って応募しました。 ハードルは、ぶっちゃけ覚悟とお金でした。正直、社会人になってからスクールに通ったこともなかったので、できるのか?という不安と、授業料結構するな!と。会社から補助は出なかったものの、専門実践教育訓練給付で結構支給があったので、お金はクリアに。あとは「決めたならやるしかない!」と乗り越えました。

(3)オレンジコースとブルーコース、選んだのはどっち?

都内在住なので、通おうと思えばオレンジコースの選択もできましたが、ここはあえてオンラインで完結するブルーコースを選びました。 ブルーコースを選んだのは、オンラインで受講する側の気持ちにもなりたかったから。ちょうどコロナで各社研修をリモートに切り替えていたタイミングで、私自身オンライン研修をご提供する立場だったものの、なかなか受講する立場にはなかったので良い機会かな、と。

「オンラインではじめましての人と話すって大変!」「ワークショップつくるって大変!」「オレンジコースにしとけばよかったかも!」と思ったこともありますが、結果、ブルーコースで良かったです。ブルーコースは平日も週2回授業があるなど、オレンジコースよりもショートスパンで頻度高く顔を合わせる機会があります。直接会えないけれど、顔を合わせる機会が多い環境が、受講者間の関係構築に繋がったかなと思います。 またブルーコースだと参加者も全国各地から参加される方が多く、修了後もフットワーク軽くオンラインで集合したり、また各地で対面で会いましょう! なんて楽しみもおまけでついてきました。

(4)WSD受講で最も印象に残っていることは?

いろんなことが印象に残りすぎて、挙げたらキリがありません(笑) 。
ただ一番大きかったのは、漠然としているかもしれませんが、「ワークショップ=ファシリテーションだけではない」と気付けたことです。ファシリテーションだけに目を向けるのではなく、その構成やワークショップの前後、受講者の観察など様々な要素や役割があってのワークショップ成立なのだと知り得たことは大きな気づきでした。 その他、苅宿先生はじめ先生方はみな個性的ですし、受講生はそれぞれいろんな立場、職種、年齢の方がいて、同質性の高い組織で働いていた自分にとっては、こんなにいろんな人が世の中にいて、ワークショップを学ぼうとしているんだ! ということが印象的でした。 ワークショップ実践やレポートなど授業以外の活動も多く、それは想像以上に大変でしたが、なんでも面白がろうの精神で、仲間たちと乗り切った3か月は苦(くる)楽しい時間でした。

(5)現在の活動に活かしているWSDでの学びは?

仕事の上では、コーディネーターとして研修をご提供する際のお打合せから、企業の方とのワークショップと捉えられるようになりました。それまでは「研修のゴールは何かを聞き出さなくちゃ!」「希望通りにご提供しなくては!」と相手本位でしたが、一緒に解を見出していくアプローチに変わりました。また、ご協力いただく講師の方とも、WSDという共通のベースがあるので、講師に依存しすぎず一緒につくり上げる感が強くなったと思っています。その分、講師への注文は増えたかもしれません(笑) 。またメンバーが主体になってほしい打ち合わせでは、学んだワークショップの分析モデルを活用することもしばしば。 本当に、ワークショップの場のみならず、学びを活かしている場面は多々あります!

(6)WSD受講を迷っている人へのメッセージを!

あっという間の充実した3か月をお約束します!  もちろん大変さはありますが、そこから得られる学びはとても大きいです。そして、一緒に学んだいろんなバックグラウンドを持つ仲間との出会いもかけがえのないものです。振り返ってみれば、「楽しかった!」しかありません!  ぜひ皆さんにも、WSDの面白さを味わっていただきたいです。

(7)これからの展望は?

仕事の上では、コーディネーターとして、企業・講師共によりスムーズに研修やワークショップをご提供できるよう精進していきたいなと思います。また、ありがたいことにファシリテーションの機会をいただくこともあるので、自身がファシリテーションする場も増やしていけると嬉しいなと思います。 プライベートでは、同期と分科会を開催して、実はワークショップカードをつくったりもしました! こんな仲間ができるとは嬉しいサプライズでしたが、サードブレイスとして、大切にしていきたいと考えています。

都内在住で青山キャンパスにもムリなく通える距離にお住まいながら、あえてブルーコースを選んでくださった石丸さん。その価値を存分に感じ取ってくださっていたことをとても嬉しく思います。ワークショップそのものだけでなく、学びをあらゆる場面で活かしてくださっていることが頼もしくてなりません。これからのご活躍を応援しています。ありがとうございました!

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