マネージャーと意見が合わなくても聞き入れる理由

僕とマネージャーの2人しかいないチームで働いている。毎月決まったルーティンワークなら問題ないが、新規で獲得した案件を進める過程だとたまに意見が合わない。

業務上でのポジションとしては僕がお客さんとの窓口担当になり、納期に向けて必要な業務を外部の業者さんと協力しながらスケジュール、クオリティ、予算を管理しながら進めていく。マネージャーは僕が共有フォルダにアップした資料を確認し不足があればテコ入れしていく。
僕が取りこぼしている箇所を指摘してくれたり、僕に余裕がない時は自ら手を動かしてくれるのはありがたい。進む方向がクライアントの望む方向とズレている時は修正してくれて助かるし勉強にもなる。

しかしマネージャーの意見に疑問を持つ時もある。僕の進め方の方がお客さん的にもプラスなのでは?ちゃんと全体を把握した上での考えなの?と思うときや、逆にそこまで対応するのは価格に対して過剰サービスなのでは?と思う時もある。(生意気な部下ですね)その時はマネージャーと話し合い(もしくはテキストで)お互いの考えをぶつけ合う。それでも決着がつかない場合、最近は僕に決定権を委ねるようになった。
マネージャーの意見を聞いた上でも自分の意見が正しいと判断するならお任せします、と言う訳だ。マネージャーの意見を押し除けて自分の判断で進めることを不安には感じつつも嬉しくもあった。また判断を委ねてくれるマネージャーをありがたくも思った。

ただ、最近は素直にマネージャー意見に従った方が良いのではと思うようになった。自分は業界経験4年程度な上にこの会社で働き始めて1年未満。一方でマネージャーは20年近い経験がある。その経験値から出る意見はいくら説明してくれたとてヒヨッコの僕には理解できないこともあるだろう。また、僕は今後何年もこの会社で働く予定はなく数年内には日本に帰るつもりだが、マネージャーは多分定年まで10年以上は働くだろう。この先も会社の売り上げは評判に責任持って向き合うのは僕ではなくマネージャーだ。最終的に責任を持つ人の判断に従うのが自然だろう。

ここまで書いてマネージャー懐の広さを改めて感じた。期待に応えられるように頑張っていこう。

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