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大切なもの

何にも代えられない特別なものがほしくて
それを得れば安らげる、安心できると思い込んでいる

だけど、高くて良い服を着るより、量産された服を着ている時の方が良い気分だと感じる事がある
安心する
代わりがあるんだ、と
ボロボロになったら同じものを買えば良いや、と

代わりが効くという安心感

特別なものを手に入れたい
だけど手に入れたら消えてしまうのが怖くなる
手に入れたら入れたで手放してしまうものもあったし
手放して後悔したものもあった
だから余計に、怖くても私だけの特別なものが欲しくなった

だけど、幾らでも代わりがきくんだという安心も絶対に必要で
その安心が色んなところで私を支えているんだとなんとなく分かってきた

何だっていい、どうだっていい、これでいい
も、ちゃんと正当に扱ってあげたい
何でもどうでもいい、これでいいという風にしてあげたい
そうする事で安心する自分がいるのだから
ちゃんとこだわらないよ
特別を選ばないよ

ちりばめよう

バランスをとって

空気を吸って吐いて
時々力を込めて

特別もそうじゃないのも、大切なもの

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