ともだち

少女時代を共に過ごせた事を嬉しく思う

誕生日は、00:00に届くメッセージ、ロッカーいっぱいのお菓子
放課後は暗くなるまで部活をして、終わったらフードコートで山盛りのポテトとアイス
アロハシャツを着て行った遊園地
お泊まりの日は夜遅くまで語り合ったり、いつの間にか寝落ちする子がいたり
今思うと、そのパワーはどこから来ていたんだと驚くくらいパワフルでキラキラしていた

あの頃少女だった私たちは、いつの間にか二十歳を過ぎ、それぞれの道に進んだ
だけど、歳を重ねる事は、子どもの頃想像していたクールな大人になる事ではないみたい
00:00に来るメッセージも、山盛りのポテトもアイスも、変わらず此処にある
そして、更なるキラキラが私たちには沢山ある
いつか海外旅行に行こう
どんな30歳になるんだろう
次はどんな事をしようか

大好きな友よ
家族でもある友よ

ちょっと遠くに行っていた友人の一人が地元に帰ってくる
色んな事を思い出したり、想像したり
キラキラに酔いしれてこんな文章まで書いちゃって

私たち、きっと大丈夫だよ
不安は沢山あると思うけど
一人じゃないからね

悪いけど、君たちが罪を犯しても
私は平気な顔して庇っちゃうと思う
庇えないくらい悪い事をしても
それでも帰りを待ってしまうと思う

だから何って事もないけど、とにかく
必ず最後に愛は勝つって
そんな綺麗事ばかりじゃないというのは分かっているんだけど
愛は割と、結構、強いと信じているから
私たち、ちゃんと幸せになろうね
幸せを望んでいこうね
愛し合って生きようね