茶色い羽のヤツにビビる
いわゆるヤツのことなので、苦手な方は今回は目を通さずスルー推奨。
日曜日のことなのです。
西新井へ行くルート確認をして帰ってきて寛いでおうちにいた青鳥(あおどり)なのです。
まったりコーヒーを啜っていると、カサカサ! と動くものが視界に。
「うっひゃあ!」と、一人の部屋に少しだけ響くちょっぴり押さえた声。
なんかツヤツヤして、触覚があって、3センチくらいのアイツ。
でも、存在や名前を知らなくても、自分の感覚がヤツを拒否するのです。
北海道の一般家庭にはいない、アイツなのです。
初めて、実物を見たのです。よりによって、自分のおへやで!
そういえば、なんだかカサコソ聞こえていたなあ、なのです。まとめていたコンビニの袋がバランスを崩したのかな? なんてのんきに考えていたのです。
慌てたのは一瞬で、自分には切り札がある! とメンタルを持ち直すのです。
この日のために、ヤツにも効くという殺虫剤を用意済み、なのです。狙いを定めて盛大にスプレー開始、なのです。フローリングの床が濡れてキラキラきれいなのです。
が、その間にもヤツはすばしっこく逃げ回るのです。埒が明かないのです。
それでもめげずにスプレーをかけ続け、ヤツが少し動きが鈍くなったところでスプレー中止したのです。これが、失敗の元、なのです。ヤツは奥地へ逃げ込むのです。青鳥、不覚なのです。いつ現れても良いようにスプレーは手の届く場所に置くのです。なんとなくTVをつけて気を紛らわせていると、視線のはじっこに茶色い動くカサカサが・・。
これ以上スプレーしても効かない、と判断し弱っているヤツを叩き潰したのです。
うーん、効率悪いのです。
これで済めば良かったのです。潰したはずなのに、同じサイズ感で、同じ色のヤツが、目の前にいるっ!
分裂? クローン?
またもやスプレー攻撃、なのです。今度は本棚のなかに逃げ込んだのです。奥の方でカサコソ音がする。でも、暴れられたら面倒。なので、その日は放置したのです。
月曜日、音はしない。
けれども確認できないと不安なのです。
やっぱり、ヤツ専用の強力な殺虫剤じゃないと、ムリみたいなのです。
その日、ゴキブリホイホイ仕掛けてみれば、という助言を頂いたので、早速購入してしかけたのです。
今朝、二組のゴキブリホイホイを覗いてみる勇気はなかったのです。今日、確認するしかないのです。
掛かっていることを願いつつ、それを見たくない気持ちもあり。とっても複雑な心境の青鳥なのです。
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