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思考は停止 彷徨う午前0時 書き殴る文字が滲む 眠れない 
あぁ こねくり回しひねり出しても可笑しい 嘘まがいの本音らしい
 
これを「戯れ」というなら 解るはずもないだろう 
解らないままでいてくれていい
好かして魅せられたのならこの声も届くかな
耳から先がまだずっと遠い
 
安いプライド強化して 期待を昇化して
自分慰めてみたって 間違ったアルゴリズム 
上手くはめ込めないみたいだ
近づきたいだけ それがエゴだって言われたって
もう戻れないみたいだ
まだ夢を見ている?
 
誰かの話をあてがうのも虚しい 
よく見れば欲まみれだ この心は
勇み足 ほらまた ただの繰り返し 
君が言う「特別」ってものに振り回されてる
それでいいの? 
自問自答の応酬でさ
 
悪い視界をどうにかして 痛みを硬化して
気分屋気取りでいたって はみ出した環情線上 
上手くまとまらないみたいだ
触れてみたいだけ それはエゴだって分かってるんだ
でも許してほしかった 君もそうなんだと思ってたけど
 
宛てはない 宛てはないんだ 
きっとそうこの気持ちを名付けるなら「恐い」

「自信はない」 だって嫌われたくない ないから
でも脱ぎ捨ててしまおう こんな重い鎧ならもういらないや
 
所詮、僕なんだって 
怒って泣いたって 君に解らなくたって 
逃げ場のない感情論 誰のために隠してるんだい?
近づきたいだけ 曝け出していたいね 
無防備でも解り合いたかった 
傷ついてでも 言えばよかったって 
あの日の後悔をまだ噛み続けているね 
味もしなくなったんだ
そろそろ吐き出したらどうだい?
触れてほしいだけ それがエゴだって言われたって 
もう戻れないみたいだ

ほらまた今日も彷徨う 
いつか 君の元まで届くことを願っている

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