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やっかいな未練、疲れる期待

別れに未練や後悔は付き物

人間て勝手な生き物だから
別れてもなお、自分を必要としてくれてるんじゃないかとか、思い出してくれてるんじゃないかとか、また連絡がくるんじゃないかとか、何故別れたのかも度外視してこんな事を思うことがある。

別れて連絡が来ないのは、もう必要ないからであって、関わりたくないからであって、“終わっているから”であって。でもなかなかそれを受け入れられない、受け入れるというか本当の意味で心が納得するまでにやっぱり時間がかかるんだなと改めて思っている。
 
でも私の人生において、私が思うほど相手は自分の事など思ってなかったパターンばかりだった。
これはもう性格なんだと思う。

終わってからもやっぱりそうで、例えば私が100思い出してても、相手は20、いや10、それか0かもなと思っている。もちろん確認したわけではないのだけれど。そのくらい私は終わった相手とは再度繋がることはなかった。

女性よりも男性の方がその辺さっぱりしているように思う。

そっかぁ終わったか、仕方ない、次頑張ろう 
そういう切り替えがうまいように思う。

逆にいえばそのくらいやりきってくれていたのかもしれない。

お互いに求めるものが違えば別れは避けられない。
別れて、求めているものが違っていると分かっててもまた戻ってきてもらえる女は少ない。
相手にとってかけがえのないよほどの魅力かメリットがなければたぶんムリだと思う。

別れた直後の一時の感情で戻ってこない人は
もう別れたあともちゃんとやれる人だと思う。
しっかりと別れを認識して、また歩き出せる人だと思う。男性でも女性でも。

だからあまりそういうドラマチックなことは幻想を抱かない方が楽だと思っている。
甘く楽しかった時間が惑わせる事はあるだろう。 
心を突き刺してえぐってくるかもしれない。
その度に苦しくて泣いたとしても、壊れたものは元には戻らない。死んだ人は蘇らない。失うには失うなりの理由があって、終わったんだ。

相手も私も、しっかりと納得して終わったんだ。
あの瞬間から、道は分かれたのだ。
もう二度と同じ時間を共有はできないのだ。

彼はもう別の道を歩き始めている。
それだけだ。

今、飲み込めないものを必死で飲み込もうとしている。時間が経つにつれて、痛みの種類が変わってきているのが分かる。でも、これは1人でやらなければいけない作業。

やっかいな未練、疲れる期待
完全に消せはしないものであっても薄めていくことはできる。

しっかりと自分を保っていれば、大丈夫。
この作業きっとやりきれる。


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