もっと自分の心に正直に生きればよかった
わたしは幼い頃から感情を表に出すことが恥ずかしいことだと教わってきましたが、元の性格はとても感受性が強く喜怒哀楽の激しい性格だったのでいつも感情を抑え込もうと必死でした。
子どもの頃は好きなものを好きとも言えず、小学校や中学校でいじめられても、親の過干渉にも、我慢しすぎて何に自分が怒っているのかもわからず家で癇癪を起こす日々でした。
両親にはいまだに育てづらい子どもだったと言われます。
だからできるだけ良い子になろうと大人になるまでずっと他人ファーストで生きてきたつもりでした。
その結果、大人になった今では自分の好きなことややりたいことがわかりません。
わたしの生き方は間違っていたんだと最近気がつきました。
例えばわたしが我慢できるだけ我慢してついに耐えられなくて怒っても、周りから見ればそれはわたしの勝手な都合です。嫌だったら早く言ってくれれば良かったのにと言われます。今考えれば当たり前のことなんですよね。
他人はわたしの都合なんて知らないのだから。我慢しろなんて誰も私に言っていないのに私が勝手に我慢しているだけなんです。
でも私は耐えることだけが正しいと思ってずっと生きてきました。
だからいじめにも職場の理不尽な対応にもひたすらに耐えてきました。
少し前に偶然自由な部署に転籍して世界が変わりました。
周りの人たちの考え方が今までと全然違った。
みんな自分のことを大切にして生きているから、他人にも親切でした。
勝手に神経すり減らして他人に当たるような人は誰もいませんでした。
わたしは自分で自分を大切にしていなかったから不幸だったのだなと気がつくことができました。
それと同時に今まで他人ファーストだと思っていたことはただの自己満足だったんだなと思いました。
これからは本当の意味で人のためになれることを返していきたいです。
健康な精神状態になった今、自分を大切にしなかった結婚を後悔しています。
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