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世の中お金が9割かも!?

 <愛情も友情も緊急時にはまったく役立たない>
 <あなたにとっての良書はなんですか?「もちろん貯金通帳だよ!」

 (イギリスの劇作家:バーナード・ショー)
 
 ●間もなく「1 億総貧乏時代」がやってくる
 
 あなたは「お金」に対して、どのようなお考えをお持ちでしょうか。
たとえば、こんなふうに思っていませんか。
「お金なんて日々の暮らしが成り立つだけあればいい」―――。
 
 日本には「謙譲の美徳」という言葉があり、控えめで謙虚な態度はとてもよいことだとさ れています。
今の言葉は、そうした思考、精神が潜在意識に刷り込まれているための発想だと思わ れます。
が、残念ながらこうした考え方をしている限り、いつまで経つても現在の貧窮生活 から抜け出すことはできません。
 
 確かに、心優しいあなたはそれでいいかもしれません。
でも、あなたの奥さんやお子さんはどうでしょうか。
口に出さなくても、心の中では一家の大黒柱であるあなたに、もっともっと多くの収入を期待しているはずです。
 
このご時勢、一般のサラリーマンの平均収入では生活していくのがやっとで、ゆとりある 生活など望むべくもありません。
家のローン、車のローン、子供の教育費、交際費、不意の出費……。黙っていてもお 金は次から次へと出ていきます。恐ろしいほど出ていきます。まるで羽が生えているかのように、どこかへ飛んで行ってしまいます。

 「高齢社会」に突入した現在の日本では、今後、増税も予想されますし、企業のリストラも ますます進むに違いありません。年金だってそれほど期待できませんし、病に倒れること だってあるでしょう。そんな時に悠長に、

「日々の暮らしさえ成り立てば……」
 なんて呑気なことを言っていたのでは早晩、貧乏神、疫病神に首根っこをつかまれるのは必至です。 やがてやってくるであろう大恐慌に備えるためにも、何とかやっていけている「今」が、チャン スなのです。

今こそ立ち上がり、現在の年収以上のお金を、いや、それをはるかに上回る大金を稼 ぎ出さねばならないのです。大津波がきてから堤防づくりにとりかかっても遅いのです。

そんなわけで、今後は謙譲の美徳的な発想は捨て去って、ユダヤ人や華僑のような厳 しい金銭哲学を身につける必要があります。
そのためには、今後はムダ金はあまり使わず(時には息抜きして下さい)、生き金だけを使うようにしてください。 そして働いてください。効率的に働いてください。
 
 肉体労働だけではなく、頭も使ってください。 知恵を絞り、いいアイデアが浮かんだら、実現に向かってひたすら走り続けて下さい。肉体労働よりもこちらの方が可能性があるかもしれませんね。 そうこうするうちに、必ずチャンスが巡ってくるはずです。


さて、厳しい金銭哲学といえば、その筆頭はなんと言ってもユダヤ人を挙げざるを得な いでしょう。彼らは激しい差別と迫害の嵐の中を生き抜いてきただけに、非常にシビアな 金銭感覚をもっています。とくに中世以降のユダヤ人はそれが際立っていました。

「ゲットー(中世の西欧・南欧諸国で、都市のなかでユダヤ人が強制的に住まわされた居 住区。またはドイツが第二次世界大戦中、東欧諸国に侵攻した時に、ユダヤ人を強制的 に移住させた場所…」に住むユダヤ人は、お金がなければすぐに、権力者や周囲から差 別、迫害を受けました。最悪の場合は命を奪われることさえありました。

そんな苦境の中、彼らは必死でお金を稼ぎました。 人に頭を下げ、危険を顧みず一日の大半を労働に費やしました。

その努力の甲斐あって、のちに彼らの中から大富豪が陸続と誕生しました。参考まで に、現在のユダヤ系、及びユダヤ支援企業の一部を以下に紹介してみましょう。

シアーズ・ローバック(世界一の通販会社)、リーバイ・ストラウス(世界一有名なジーンズ 会社)ワシントンポスト、ニューヨークタイムズ、ロイター通信、コカ・コーラ、ABCテレビ、N BCテレビ、CBSテレビ、サザビーリーグ、アフタヌーンティー、IBM、マイクロソフト、ボー イング社、アメリカ・マクドナルド、ロスチャイルド財閥、ゴールドマン・サックス、メリルリンチ、 ジェネラル・エレクトリック(GE)、ゼネラル・モーターズ(GM)、モービル……。
 
 いかがでしょうか。それこそ数え上げたらキリがありません。このほか、ワーナー・ブラザ ーズ、パラマウント、ユニバーサル、20世紀フォックス、といった巨大映画会社も、すべて ユダヤ系だというのだから驚きを禁じえません。

とにかく、当時の彼らにしてみれば、頼るべきものは唯一お金だけだったのです。 時には権力者に取り入り、その力を借りて中世の最悪の時代を生き抜きました。それだけに、彼らはお金の価値、威力というものをどこの国の人間よりも強く認識していました。
 
したがって冒頭で紹介した「日々の暮らしさえ成り立てば……」

などの安易な考えは、 彼らには一切ありません。さらにいえば、彼らはそうした現実を無視した言葉を吐く人間を 信用しません。
「お金はすべての扉を開き、すべての障害を取り除く黄金の鍵である」(ユダヤの格言)。 これが彼らの厳しい金銭哲学です。
 
 いずれにしても、地獄はすぐそこまでやってきています。今すぐお金に対する姿勢を変える必要があります。
その具体的な方法については、また別の機会に述べることにします。
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