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Vtuberとして夢を叶えるためにやってきたこと

こんまー🐟!
イゼット団員としてMagic the Gatheringというカードゲームをメインに活動しているVtuberの蒼紅ちかです!

先にお伝えさせてください!
このnoteは、Vtuberなど何かしらの発信活動をしていて、ゲームやコンテンツの公式やその他から案件を依頼いただくこと、スポンサードを受けるといったことを目標にしている人にとって、何か足しになることを伝えられないかと思い筆をとっています
そうでない方にとっては、ただの自慢話や自分語りに聞こえることが多い内容になっています。そういった話が苦手な方はブラウザバックしていただけますと幸いです。

また、活動当初に書いた「Vtuberとしてコケないためにやってきたこと」から2年半ほど経った今、続編的な形で書いてます。興味ある方は読んでみてね


この記事を書く動機とか

先日、ウィザーズオブザコースト様よりカルロフ邸殺人事件の新カードプレビューのご依頼をいただき、配信内でその依頼を遂行しました。

好きなゲームの新情報の公開を公式から依頼されるというのは、そのゲームの活動者としてとても光栄なことです。本当にありがとうございます!

これは僕が活動を始めた2021年に設定した #蒼紅ちかの夢 のひとつでした。

そして、活動を始めてからの3年弱を振り返ると今回のプレビュー以外でも様々な夢が叶えさせていただきました。

具体的な例を書くと
・セカコロ招待選手(2回)
・公式(ウィザーズ)から新カード提供(間の悪い爆発)
・常盤ゆいちゃん主催のカクテルイベントで開封大好きよしひろさんらと秋葉原Clove baseにてリアルイベントに参加
・マナバーンに掲載(sanetomiさんの記事)
・茉莉花姉さんの同人新聞に参加
などです。

ぼくは活動者として、一般的な指標の「登録者数」や「再生回数」といった数字を持っているわけではありません。現時点でYoutubeのチャンネル登録者数は1500人ほど、動画の再生回数も多くて5000回ほどと1万越えを経験したことがありません。また、ゲーム内で特筆した結果を出したこともありません。
にも関わらず、多くの夢を叶えさせていただいています。

皆さんもご存知の通り、世の中にはMTGを扱っている活動者さんは数多くいて、その中にはぼくよりもっと数字を持ち、精力的に活動している方がたくさんいます。

その中で僕に機会が何度も巡ってきたのは何故でしょうか。

特に、今回MTGの新カードプレビューをVtuberが行ったのは、おそらくぼくが世界で初めてです。
にじさんじの社さんがイコリアの時に見事な根本原理のプレビューを行っていたようです。失礼しました。

そもそも公式の案件にVtuberが関わったのはぼくが認知している範囲だと他ににじさんじの社さんたちのみだと思います(行弘選手がV化するのもありましたね)。
ほとんどの人にとっては興味ない話だと思いますが、VPW(MTGメインで活動しているVtuberの総称)の中では(断った人がいる可能性はありますが)、前例がないことでした。

なおさら何故ぼくに白羽の矢が立ったのかの仮説を立て、2人目、3人目と白羽の矢が立つ人を増やすために、なるべく言語化して界隈に共有すべきと考えました。

どうしても自分語りが多くなってしまうのでこのnoteを書くかも迷ったのですが、このゲームには熱量を持って活動をしている方が多いことを知っています。
また、MTGに限らなくても、何かの目標や叶えたい夢を掲げて活動している人はたくさんいると思います。
彼らに向けて何かの足しになることを願い、客観的に自分を見つめ直しながら書かせていただきます。
補足:客観的に見つめてみて、こうかもしれんな~と書きながら初めて自覚したことも多々あります。この記事全てを当時考えていたわけではなく、結果論で描いてる部分もあります。ご了承ください。

今回書く内容は、王道でスターダムな話ではなく、
どちらかというと、弱者なりの邪道的な戦い方についてがほとんどだと思います。

また、MTGはチャンネル登録者数の最大数が3万人弱ほどのコミュニティです。なるべく多くの人が読んで意味のあるものになるように努めていますが、その点も理解いただいた上でお読みください。

それではよろしくお願いいたします。

大前提:コンプライアンスの遵守

活動の中で一番重要なことなので最初に書きます。
これが出来てないなと思うなら、以降の内容は殆ど無意味なものになります。
どれだけ数字を持っていても、コンプライアンス的にNGな活動者に企業から声がかかることはよっぽどの特例でない限りありません。
また、もし案件を得ても、ユーザーの指摘により白紙になることもあります。

コンプライアンス的にNGというのは、ほとんどの事象より優先されます。
意外とこのことを意識できてない活動者が多いなと思っています。

どこまでが良くてどこまでが駄目かという明確なラインを言語化するのはとても難しく、ここで書くことが出来ませんが、「一線を越えない」バランス感覚を持つことは必須であり、これはある程度克服に時間がかかるものだと思っています。なぜなら突拍子もなくポロッと出てしまうものだからです。

明確に言えるのは、侮蔑発言を行うことはNGということ。
関係性によりますが、実在の人物はもちろん、コンテンツのキャラクターを侮蔑する発言は最も控えるべきことです。

また、ネガティブな発言を繰り返すことも控えるべきです。いつもネガティブな発言をしている人、マイナス発言をしている人に案件を渡したいと思う人はいません。

もしこれが無理なのであれば「よっぽどの特例」になれるほどのスター性を持つことを目指してください。ぼくは凡人なので遵守する方向で活動しています。

立ち位置の模索:シックスマンとしてベンチインを狙う

バスケットボールには「シックスマン」という、スタメンではないけどベンチ入りするサブメンバーの中で特に活躍する選手が存在します。
髭がトレンドマークで世界最高峰のシューティングガードのひとりのジェームス・ハーデン選手もルーキー時代はこのシックスマンだったようです。

NBAプレイヤーで一番のスキピ

ぼくはこのシックスマンのポジションを狙い続けました。

別の章で詳しく書きますが、ぼくは普段会社員と自営業を掛け持ちしながら生活しています。
また勉強などの時間も日々設けたいため、Vtuber活動に割く時間は限られています。また、Vtuberだけで食べていきたいという気持ちはそこまで持っていません。

開封大好きよしひろさんたちのようなスタメン的ポジションになれなくても、戦える力を持つにはどうしたらと考えたとき
シックスマンの立ち位置を狙うことを思いつきました。

例えばスタメンがイベントや怪我などで出られないときや、マンネリ化してきたからちょっと別の人も試してみたいよねってときに「蒼紅ちか」はどう?と名前が上がり、ポジティブにいいんじゃない?と思われる存在。
あるいは、特定の条件に合致する人に依頼したいときに、その中では光り輝いてる存在。

活動者ならレブロンジェームスやヨキッチのようなトップ層を目指す方がかっこいいです。ですが、全員がそのモチベーションで活動してるわけではないですし、もしトップ層を目指すとしてもまずはシックスマンを目指すことは戦略的にも間違いではないと考えています。

数で勝てないなら他で勝てばいいじゃない

一般的に活動者の評価は「登録者数」や「再生回数」、「フォロワー数」といった「コンテンツが持つ目に見えてわかる数字」で決まる事が多いです。

例えばフォロワー1000人と1万人の活動者がいるとします。
新作ゲームのPRを依頼しようと思った時、普通は1万人の人にお願いしたくなりますよね?当然です。多くの人に見てもらって買ってもらいたいんだから。
では、数字が無ければチャンスは無いのでしょうか?

マーケティングに携わっている人であれば下のような図を見たことがあるのでは無いでしょうか?

認知拡大を目指す場合はインプレッションの数を重視します。
購入される・関心を持ってもらうよりもまず、目に入ってもらうことを目指すのです。テレビCMで商品名を連呼しているだけのものを見たことあると思います。だいたいあんな感じです。
サービス開始のゲームや商品はまず認知を広げることを目指すことが多いです。
先ほどの1000人と1万人どちらを選ぶかという話では、1万人のほうがインプレッションが高いことは想像しやすいと思います。

ですが、マーケティングはそれだけではありません。そこから「興味・関心」を得てもらって調べてもらったり、「購入」してもらう必要があります。

ここに勝機があります。

先ほどのフォロワー1万人のXの投稿の反応がいいねが30に対し
フォロワー1000人のXの反応が100いいねだとします。

あれ…?フォロワー1000人の人に依頼した方が良く思えませんか?

インプレッション数が少なくても興味関心を持ってくれる人(=エンゲージメント率)が多いと言うことは、よくあります。

コンバージョン=購入を重視するなら、MTGで言うとオリパやパックを頻繁に購入してる人に依頼をするのがいいかもしれません。

上で話したことは極端な例ですが、このようにマーケティングで依頼する人を探す際の指標は様々にあります。

そして、「インプレッション」「エンゲージメント」「コンバージョン」全てを高水準で持っている活動者がいます。
ホロライブのVtuberたちやヒカルさんといった方が当てはまりますね。MTG関連の活動者だとよしひろさんや常盤ゆいちゃんが代表的だと思います。

でも、世の中の案件の全部を彼らがこなしているわけでは無いですよね。
予算やスケジュールの都合、そしてインプレッションよりエンゲージメントやコンバージョンに比重をおいた施策や、もっと狭いターゲットにPRしたいという思惑があるからです。

すなわち、「登録者数」や「再生回数」、「フォロワー数」といった「コンテンツが持つ目に見えてわかる数字」は重要ですが、全てがそれで決まっているわけではありません。他で勝負できるのです。

そして、これらは「ポジティブなもので集める」必要があります。「ポジティブであること」はとても大事です。

侮蔑行為や炎上を目的としてもインプレッションやエンゲージメントは集めることができます。実際にそうやってのし上がってきた活動者も多いです。
ですが、残念ながらそういう時代は終わりを迎えています。
どれだけ注目を集めても、過去の発言や行動で契約が切られたり案件が白紙になる活動者を特にesports界隈では多く見受けられます。
界隈の炎上コンテンツをまとめたりすると、再生回数は回りますし登録者も増えます。そりゃそうです。

ですが、このnoteの冒頭でターゲットとして書いたVtuberなど何かしらの発信活動をしていて、ゲームやコンテンツの公式やその他から案件を依頼いただくこと、スポンサードを受けるといったことを目標にしている人
であれば、それは取り返しのつかないハリボテの数字になり、活動者として生きている限り一生付き纏います。

そしてぼくはおそらく、ポジティブなエンゲージメントが他の人より高いです。
更に、エンゲージメントが高いがゆえにインプレッションも、ぼくが持っている数字以上にあるかもしれないな〜とこれを書きながらふんわり思ってます。

それらについて次章から解説します。

エンゲージメントを高める - 認知の手法

ぼくは普段会社員と自営業を掛け持ちしながら生活しています。
そのためVtuber活動に割く時間は限られていて、その中でどう発信力をつけていくかを意識してきました。
一般的な手法として「再生回数の回る動画を作る」があると思いますが、ぼくにとって動画制作はあまりにも苦痛で、3日坊主ならぬ2日坊主が限界でした。
そのため自然と配信がメインコンテンツになります。

しかし、配信というのはよっぽど興味を持ってもらえないと見てもらえないコンテンツです。そして、活動当初から毎日配信というような活動形態はずっと続けられないだろうと考えていました。

そこで活用してきたのがX(旧Twitter)です。

ぼくはTwitterを活用してきたことで活動以上に認知いただけたと思っています。

皆さんもご存じの通り、XはRPと検索、ハッシュタグいう素晴らしい機能があります。ぼくのことを知らない人にも、ぼくの存在を知ってもらうチャンスが転がっているのです!

配信や動画はユーザーが「能動的に見る」必要があります。そこを継続的に増加させていくということは、ぼくにとってかなり無理をする必要がありました。

そのため、ぼくが活動で重視しているのは、「配信に遊びにきてもらう人を増やす」以上に「名前は知ってくれてる人」「配信を観にこなくても関心を持ってくれる人」を増やすことと言えます。そうすると毎日配信や動画をあげ続ける以外の選択肢が生まれますし、Youtube以外に戦場を「ずらす」ことができます。

動画や配信は見たことはないけど、名前は聞いたことあるよ。〇〇やってる人だよねって思ってもらえたらしめたもんです!
また、そこから配信に遊びにきてくれる人が出てくる可能性もありますよね。

勿論、時間があり、動画を作るのが楽しい人はYoutubeなどでもインプレッションやエンゲージメントを高めることができるはずです。その場合でもXを使うことで認知を広げることは十分に可能だと思います。

補足:可愛いは正義

特に凡人のぼくのような活動者にとって、見た目はとても大事だと思っています。
なにやってるかよくわからんけど可愛いから興味を持つと言うのは経験をしたことがあるのではないでしょうか?
カードゲームだと、日本絵師版のカードイラストに盛り上がるような感じです。とても効果が高いのです。
パッとみたときにビビビッとしてくれるかは活動運命を大きく変えます!

顔出しで活動するのであれば、清潔感が重要になります。
すでに活動していて、その辺を気に掛けたことがない人はまず初めにここを改善してみるといいかもしれません。
勿論界隈によってその辺は変わると思いますし、当時意識は全くしていなかったのですが、ぼくが活動を始めた3年前のMTG界隈では、プロの絵師様にお願いした見た目で活動している人はほとんどいませんでした。
そのため、活動初期にある程度注目いただいた中ではじめることができ、交流の幅が広がったことは言うまでもありません。

ぜひ見た目や印象を気にしてみてください。

エンゲージメントを高める - 興味関心を持ってもらうために

さて、では実際に興味関心を持ってもらうためにどうするか。

これは「見た人にメリットを与えることを発信する」に尽きると思います。

例えば、毎日「おはよう」「お昼ご飯!」「配信するよ!」「おやすみ〜」
と呟いているのと
「おはよう、昨日はこんな新情報があったね」「このカードこういう使い方できそう!」「このデッキいいね」「配信するよ!」「こういうのどうだろう?」
と呟いていたらどちらの方が見ててメリットを感じて興味関心を持ってもらえるようになると思いますか?ほとんどの場合、後者ではないでしょうか。

ASMRをやっているのであれば、ただつぶやくのではなく、音声でVlogを投稿するといった工夫をされてる方が多いと思います。

エンゲージを高めるには積極的な「貢献」の積み重ねが必要なのです。

なにで貢献するか

MTG界隈で多くの方に支持されている方を例に出させていただきます。

開封大好きよしひろさんは「開封」「カード語り」「エンタメ」
常盤ゆいちゃんは「歌」「海外との交流」「紙のカード」
みっちーさんは「プロの歌手」「替え歌」
ともにゃんさんは「実店舗カードショップ」「競技志向」
てんていさんは「情報まとめ」「わかりやすさ」
森山さんは「プロ」「野球」「ゼクシィ」

と単語で書き出してみるとわかりやすいですね!

自分がどういった貢献ができそうか書き出してみて下さい。
そして、それが「自分だけがやっていること」あるいは「やっている人が少ないこと」かつ、「喜ばれること」であり「貢献できること」かを考えてみて下さい。
そして、余裕があれば「どれだけの人が喜んでくれるか」も想像してみます。

自分だけがやっているオリジナルのコンテンツでも、他者に喜ばれるものでなければ一考してもいいかもしれません。
またニッチすぎるとどれだけ素晴らしいコンテンツでも、興味を持ってもらうのが難しい可能性があります。

また、TCGコンテンツであるため、「カードの紹介」や「デッキ紹介」をしている人は多いです。競合が多いということは同時に「あなたでなくてもいい」という選択をされる可能性が高まります。
よって、「再生回数は多いしフォロワーも多いけど、あなたにお願いする理由が薄い」となる場合があるのです。

「デッキ紹介」であれば、そこにもう一つオリジナリティを付け加える必要があります。
永廻檸檬さんの場合「ほぼ毎日投稿」
GonTVさんの場合「競技志向・プロとのコラボ」といった感じでしょうか

ぼくの場合は、「スタンダード」「大会」「MTGのVtuberで一番見た目がいい(自称)」になるかなと思います。今はそこに「Web技術」を追加することが目標です。

蒼紅ちかの具体例

ぼくの代表的なコンテンツのひとつに「蒼紅杯」というMTGArenaで行われる参加費無料の賞品あり大会があります。フォーマットは元々アルケミーとスタンダードで行っていましたが、今はスタンダードのみです。

約2年続けている大会で、「発売日すぐの土日のどちらか」で開催しています。
カードゲームというコンテンツは一定期間ごとに新しいカードが追加され、環境が変わります。その環境初期の大会として腕試しをしたいという人が集まるイベントとして定着してきています。

大きく認知が上がったのは1年前の「団結のドミナリア」で行われた「ジャパンオープン」です。
公式が行った久しぶりのMTGAでの日本大会で、この前週に行われた蒼紅杯に大きな注目が集まりました。
また、世界選手権やプロツアーといった競技シーンで活躍する方が参加してくださっていることも大会結果の意味を高めており、日本国内のみならず、本国アメリカのMagic the gatheringの記事の中でも何度も大会結果が扱われています。

当初は、「日本時間で気軽に参加できる賞品が出るMTGA大会がもっと増えてほしい」という理由で始めましたが、いつの間にかRedbull Untappedやセカコロが開催されなくなり、気づけば非公式の大会の中では世界的にみても珍しい大会になってしまいました。

ですが、この「世界的にもめずらしい」コンテンツは界隈に大きな貢献ができる可能性を秘めていると考え、今日まで続けています。

ここまで書くと、たまたま機運が乗ってそういうコンテンツを手に入れたからじゃね?と思われる方もいるかもしれません。

ですが、ぼくはこの大会を始めた頃に掲げた目標がありました。

それは、「日本時間で参加がしやすくプロツアー権利を得ることができる大会に育てる」ことです。

残念ながらMTGの競技シーンがテーブルトップに移っていき、その目標は叶えられていないままでいますが、少なくとも「界隈へ貢献ができる大型大会に育てる」という軸は常に持ち続けています。

そして、積極的な「貢献」の積み重ねを続けてきたからこそ、興味関心だけでなく信頼と支持を得ることができていると考えています。

最初は知名度もないVtuberという誰かもわからん存在が賞品ありの大会をやるってアピールしてもあまり反応はありませんでした。
そりゃそうです。普通に怪しいですもんw
ですが、続けていけば見る目が変わり、関心を持ち、そして支えてくれる人も現れるようになります。これがぼくの界隈へ対する貢献のひとつです。

そして今の目標は「公式超えの大会」に育てることです。
参加した時の快適度や大会の模様の配信の質を上げていくことを目指し、ファンコンテンツでありながら公式以上のものに育て上げていければ、もしかすると面白い世界が目の前に現れるかもとワクワクしています。

アイディアの試行と選択

上の大会はあくまでやってきたことのひとつです。
では、これだけをやってきたかというとそうではありません。

実際に形にしたものとしてパッと思い浮かぶもので
・Vtuber vs プロMTGチームバトル
・MTGテーマのラジオ配信
・ウィークリーニュース
・対談配信
・特殊EDH対戦会(全員〇〇EDH)
・盤外戦術Tシャツ
・MTGストーリー朗読
・スタンダードメタゲーム最前線
・スタンローテーションお別れ会
・MTGトーーク
なども行ってきました。
形にしてこなかったものも含めると100以上の企画を検討してきたと思います。

一度でやめたものもあれば、今もたまにやっていることもあります。
ひとつ目のアイディアでうまくいくことは稀です。
アイディアの出し方に関しては様々な方が発信していると思うので、ここでは割愛しますが、日常的に「これはどうだろう?」と考え試行錯誤することは受け手にとっても何かしらを感じてもらいやすいと思います。

活動とは、貢献を通じて仲間を増やすこと

上の例として挙げた蒼紅杯。
これはぼく個人の力で育ってきたわけではありません。

びっくりするぐらい色んな人に支えられて続けてきました。

なぜ支えていただけたか。
それはどれだけ不細工でも形にして、そして未来(ビジョン)を語ってきたからだと思っています。

最初の蒼紅杯では、配信と大会運営を一人でできると思ってました。
ですがいざ配信を始めると、運営がままならず、配信内で視聴者さんに「助けてくれ…」とSOSを出して、何人かには配信で急遽ぼくの代わりに実況配信をしてもらうというとんでもないことをお願いしてなんとか決勝戦まで行えたといった体たらくです。

反省点しかない大会でした。でも、最後までやり切りました。

そしてnoteで実体験を共有し

第2回の開催を告知しました。

これが重要なのです。こいつは何かやる、他のやつと違うと思ってもらうのです。

夢も語るだけではダメなのです。結果を出すだけでもダメなのです。
それを聞いた人に期待感やメリットを感じてもらう必要があります。これが興味関心につながるのです。

ためになる事、楽しい時間を提供すること、何かの体験をユーザーと一緒にすること…そういった献身や貢献をまず己が行う。
それを受け取った側が何かを感じてあなたのことを評価したり好きになったりするかもしれない。
そうして仲間を増やしていくことが、活動するということなのだと思います。
ここでいう仲間というのは、よくリプをくれる人とか一緒にゲームをする人という意味合いではありません。
あなたに関心を持ち、何かをするときに一緒に喜んでくれたり応援してくれたり協力をしてくれたり、企画に参加してくれる人のことを言います。
普段交流していなくても仲間であり続けることは出来ます。

言霊の力

ぼくは夢や叶えたいことを結構常日頃から呟いてますし、配信内でも時々話してます。
記事の最初に貼っていた「#蒼紅ちかの夢」というハッシュタグもその一つです。
これは言霊を信じているからです。
活動者として、何かを為したい、やりたいことがあるなら常日頃から発信し得だと思います。
一番いいのは、視聴者さんやフォロワーさん、同じ活動者さんたちにそれが伝わってる状態だと思います。
言っている、ではなく伝わっていることが大事です。
共通認識として持ってもらうのです。

プレビューが決定したツイートについたコメント

プレビューが決まったとき、上のように「ついに」と言ってくれたり「夢が叶ったね〜」と言ってくれる人が多くいました。

おそらくこれは、皆さんにぼくがやりたいことが伝わっていたからだと思います。

ちなみに、このnoteを書いてて過去のツイートを検索してて見つけたのですが

すっかり忘れていましたが、過去こんなことも呟いてたらしいです。
見え張りすぎだし、がめつすぎでは???
って今は思うのですが、仕事でもなんでも、誰に頼むかを考えるときに「この人前にやりたいって言ってたな」って覚えてもらえてたりすると、ワンチャンスぐらい可能性が増す気はします。どっちに頼んでもいいな〜って悩まれた時とかは効果高めな気配。もしかしたら今回の決め手はこのへんかもしれない。

言霊。言霊は全てを解決する。

本編とは全然違う使われ方をする一コマランキング1位

結局「マジかよあの野郎ッ!やりやがったッ!」と多くの人に思ってもらえる活動ができているかどうかが重要なんだと感じます。

活動の中で得たもので一番大きな財産は一緒に喜んでくれる人たちの存在だと思っています。本当にありがとうございます。


Praying RUN

https://www.youtube.com/watch?v=icpc0UVUZgM

ぼくがずっと好きなアーティストのUVER WORLDの歌にこんな歌詞があります

俺がお前に勝つとか負けるとか これが叶うのか叶わねぇのか
それができるのか できねぇのかは 全部やって確かめりゃいいだろう

中略

努力をせずに夢が叶った人と 努力をしても叶わなかった人
たとえ僕は叶わない人だとしても この足を止めはしないだろう
いつか誰もが驚くような奇跡が この身に起きたとしても
きっと僕だけは驚きはしないだろう 起こるべき奇跡が起きただけさ

https://www.youtube.com/watch?v=icpc0UVUZgM

このnoteに書いたことはもしかしたら一切案件をいただいた理由に関係ないかもしれません。でも、ぼくなりにイゼットらしく仮説を立てて、活動の中で確かめてきたつもりです。

なのでぼくは案件をいただく自分をずっとイメージできていました。
連絡が来た時はとても嬉しかったけど、驚きはなかったです。あと1年ほどはかかるかなと思ってましたが。

そして、これはひとりで叶えることはできませんでした。色んな人が応援してくださり、協力してくださってここまでくることができました。本当にありがとうございます。

誰かにとってはとても小さな夢を叶えてきただけかもしれませんが、ぼくにとってはとても大きな夢でした。

MTG界隈を筆頭に、活動者の中でもし何かを叶えたいと思う人がいたときにこのnoteが何かの足しになってくれることを願います。

今年もリアル蒼紅杯や3Dコンテンツなどやってみたいこと、叶えたいことがあります。
それらを現実にできるようこれからも頑張っていきたいと思っているので、今後とも応援してくれると嬉しいです。では!


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