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見学日記

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行った展覧会の記録。どの展覧会へ行ったのかといった記録を書きます。
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記事一覧

神護寺 創建1200年記念特別展

「創建1200年特別展 神護寺 空海と真言密教のはじまり」展を見に、上野東京国立博物館へ行った…

するすみ
4日前
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「ことば」と日本刀

梅雨の終わりを告げると言われていた雨が降った前日。夕方近所の石垣の道に向かうとひぐらしが…

するすみ
10日前
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古美術かぞえうた

6月中に時間がとれず、7月になってからになりましたが、根津美術館の「古美術かぞえうた」に…

するすみ
2週間前
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来迎シミュレーション法然と極楽浄土展

上野で開催中の「法然と極楽浄土」展へ行きました。 冒頭にはいくつかの法然の坐像や立像、そ…

するすみ
1か月前
3

名品ときたま迷品展

4月の終わりにサントリー美術館で開催中の、所蔵コレクション展、「名品ときたま迷品」展へ行…

するすみ
2か月前
5

花と景色と和歌の展覧会

ゴールデンウィーク前に行けるところは行っておかないと、時間がとれそうにないので、仕事の合…

するすみ
3か月前
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LOVE小さきたぬき 狸の壺

サントリー美術館で開催中の「大名茶人 織田有楽斎」にまた行きました。 2回目。今度は狸の壺をじっくり見るために。 この狸。人気があるようで、ミュージアムショップのお土産のデザインにも採用されていました。 写真や絵では小ささがあまりわからないのですが、実物を見ると、本当にちっちゃくて可愛いのです。 説明には水滴(墨をする時に水をさす、水指)と説明があることからも小ささがわかると思います。文具として机の上に、硯の近くにあるものだからとてもちっちゃい。そのちっちゃい入れ物に、ちょこ

魅惑の朝鮮陶磁 謎解き奥高麗茶碗

根津美術館で開催中の企画展は現在は「魅惑の朝鮮陶磁」と「謎解き奥高麗茶碗」です。苦手とい…

するすみ
4か月前
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蓮と白鷺と燕

「蓮鷺図襖」目当てでサントリー美術館で開催中の 織田有楽斎に関する展覧会、「400年遠忌記念…

するすみ
5か月前
2

中尊寺金色堂展

建立900年の記念の年の展覧会。東京国立博物館本館で開催中の「中尊寺金色堂展」を見に行きま…

するすみ
5か月前
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茶碗DAY

茶碗は、特に楽茶碗はわからないなあと思っているので、それほど熱心に見ないのだけれど、それ…

するすみ
6か月前
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本阿弥光悦の大宇宙

青山を出て、東京国立博物館の平成館で開催中の特別展「本阿弥光悦の大宇宙」に行きました。 …

するすみ
6か月前
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繍と織再び

根津美術館で開催中の「繍と織」。以前行った時見なかったものを主に見るため、もう一度行きま…

するすみ
6か月前
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繍と織

根津美術館で開催中の「繍と織」、見にいけました。去年12月から気になっていたのですが、時間を空けられなくて一月にチャンス。と出かけました。明日、根津美に行くからね、と家族に宣言したら「私もー」と母が立候補。母といきました。 奈良時代、飛鳥時代の織りで表現される布から展示は開始。色はだいぶ褪色していたり、糸が抜けていたり、残欠で残り僅かのみといったものもあるけれど、細やかな模様に、これを昔はどのようにして織ったのかと思う驚きの品ばかりでした。花の表現は今見ても面白く美しいし、8