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50代女子だけどドモホルンリンクルをガチで3日間お試ししてみた結果


令和5年1月下旬、日本全国で大寒波が吹き荒れる中、我が家の郵便箱に分厚い封書が届いた。「ドモホルンリンクル3日間お試しセット」だ。
ドモホルンリンクルと言えば、「30代からの基礎化粧品」とうたわれていたが、30代をとうに過ぎた私が今回請求したのは、このところの乾燥による肌の危険信号に気づいたからだ。
どうも50歳を過ぎてから冬になると乾燥がヒドくて身体中がかゆくなる。そして顔も乾燥してシワシワに‥。
ヤバい!このままでは老化まっしぐら。こうして私の意識を変える3日間が始まった。

この状態で郵便ポストに入る

極寒の朝、お試しセットとの出会い

この乾燥シワ、なんとかせねばと思っていたところCMの「乾燥小ジワに効く」という言葉に惹かれ、お試しセット請求したのだ。
この手の物を貰うと後から来る電話セールスが鬱陶しいのでなるべく避けて来たのだが、背に腹は変えられない。
今回の3日間のお試しで私が確認したいことは3つ。
1.製品の良さを実感できるか
2.続けられそうか(手間)
3.続けられそうか(価格)
かなり真剣勝負モードだ。早速開けてみる。

8点セットがズラリ

おぉ〜、CMで見たことある。1〜8までずらっと並んでパッケージされているが、3日分なので、量はトラベルサイズよりちょい少なめ。計画的に使わないと足りなくなるなこれ。
早速今夜から使おうと思っているので、使い方を確認、と。写真入りの取説らしきものが同封されていたので読んでみる。

「ドモホルンリンクルお手当てガイド」
ん?お手当て?お手入れじゃなくて?
同封されていた製品の案内や申込書にも全て「お手当て」と記載されている。なんかお手入れより緊迫感を感じるこの表現。まさに私の肌はお手当てレベルだもんな。

1日目夜 久しぶりのもちもち実感


さてさて、夕食も終わりいよいよ夜の洗顔タイム。まずは1の化粧落としジェルから、いざ。実はCMで見たこの商品が一番気になっていたのだ。
手に取る量はさくらんぼ1粒分と書いてあるけど、こんなんで私の化粧全部落とせる?と思ったが、伸びる伸びる。無事に顔全体に伸ばせた。なんだかじんわり温かくていい気持ち。濡らした手で洗い流すと乳化されるのでキレイに流せる。お次は2の洗顔せっけんだが、大豆1粒分を手でレモン1個分程度に泡立てると書いてある。いやぁ、この石鹸の泡立てが苦手なんだな、私。泡で優しく洗うのがお肌に良い事は知ってるけど、昔からふんわり泡立てるという事ができないので、ここ20年位は泡で出てくる洗顔ソープを使ってるの。
この洗顔を二回繰り返すので、ちょっと疲れた。3番目は泡の柔肌パック。これは泡で出てくるのでちょっと安心。顔全体に伸ばして5分置いて流す。
なんと洗顔だけで3つも使い、30分近くかかった。洗面所でずっといると冷えるわ。4からは部屋に戻ってドレッサーの前で実施。4の保湿液はサラッとした感じ。100円玉大を顔全体に伸ばすこと2回。ここで異変に気づく。
ちょっとピリッと顔が痛い。それも特に乾燥している口周りが。
いつもの化粧水なんかでは感じたことなかったんだけど、私の肌の弱ったところに浸透しているのだろうか。様子を見つつ続けてみる。5の美活肌エキスを顔全体に広げるが、やっぱりピリっとする。ちょっと心配。6のクリームまで進んだら痛みが引いてきたので一安心。やっぱりかなり肌の表面が傷んでいるんだろうなー。可哀想な私の肌。7の保護乳液で夜のお手当て完了。この乳液もとっても気持ち良かった。夜は7工程あるので、全部で1時間弱かかったのだけれど、1〜7まで丁寧に使ったら、肌がもっちり。何年ぶりか思い出せないくらいのこの触り心地。旦那や彼氏に「ちょっと触ってみて!」って言いたくなる感じ(いないけど)。
やっぱり製品自体はいいんだろうなと思いつつ、これだけ丁寧に塗ったらそりゃそうだとも思う。とりあえず明日の朝を楽しみに就寝。

2日目朝 早起きは三文の徳


翌朝、お手当の時間を考慮し、いつもより30分早く起床。昨晩のもっちり感がまだほんのり持続している。
朝は例の2の洗顔石鹸から。やっぱりうまく泡立たないが、2回実施。その後4の保湿液。おや?昨晩ピリッとした痛みがなくなってる。寝てる間に修復されたのだろうか?よきよき。その後5、6、7と進み、夜にはなかった8の光対策ドレスクリームで朝は終了。このクリーム、ちょっと色がついている。明るい肌色だが、肌に伸ばすと馴染む感じ。ここで疑問が出てくる。このクリームの後化粧するつもりなんだけど、下地は必要かどうか?
このクリームが下地の役割をしてる感じがするけど、「光ダメージからお肌を守る」とあるので、やっぱり下地ではないんだよね?下地を塗って化粧すると、もっちり感は消えていつもの感じ。朝は洗顔が1つだけなので、夜よりは早いけど、それでも30分以上はかかった。この手間を毎日続けられる人がキレイになれるという事だろうか?

2日目夜 お風呂でお試し

仕事も終わり、2日の夜は1〜3の洗顔をお風呂で実施することにする。お手当ガイドを確認すると、2の洗顔料を洗い流した後3のパックは乾いた手でとあるので、途中で顔と手を拭くための乾いたタオルも一緒に持ち込む工夫が必要。しかし、3のパックの後で5分待つ間に身体を洗ったりお湯につかったりできるので、効率を考えると入浴時にというのはいいかもしれない。そしてパックの時のピリピリ感、昨晩よりはマシだがまだちょっと感じる。
その後部屋に戻って4〜7まで実施。湯冷めしないように先に暖房つけておいて良かった。やはりピリピリ感は感じるが、実施後のもっちり感も昨晩と同じ。ここである事に気づく。
「お手当ガイド」の裏面に、敏感肌の方への使い方というQRコードを発見。スマホで読み込んでみると、なんと乾燥がひどい時は初日は4から使用するとか、3のパックはしないで2の洗顔も1回で良いとか書いてあるではないか!いきなりフルでやっちゃったよ。最初に読むべきだった‥。でも敏感肌ってほどじゃないし、やってみて初めてピリピリに気づいたってことだし、もう今更って感じ。とりあえずあと1日だけど、3のパックはやめておこう。

3日目朝 化粧ノリノリ

今日も30分早く起床。昨晩読んだ注意点をもとに、洗顔は1度にしておく。だいぶラクだな、これ。その後4〜8まで丁寧に押さえ込むように塗る。ドレスクリームの後に下地をかなり薄くしてファンデを塗ると、なんだかいつもよりノリが良いではないか。パウダー後もつるんとした感じ。ちょっと気分も上がる。今日は来客もあるのでちょうどいいわ。
あと1日で終わりなんだけど、続けるべきかどうか、そろそろ検討し始めよう。超乾燥肌の自分には3のパックはいらないと思うので、部分的に導入するのはありかな、単品でも購入できるし。今使っている基礎化粧品と比較検討しながら、あと1日をきちんと使おう。

3日目夜 泡立ち最強

とうとう3日目の夜。夜のお手入れはこれで最後。悔いのないよう丁寧にやろう。洗顔の泡立てが苦手な私だが、近所のローソンで無印の泡立てネットを発見。94円。即購入。今夜はこれで泡立てるぞ!

コスパ最強

そして3日目の夜の洗顔タイム。まず鏡に映った自分の顔を観察。朝のコンディションとはうって変わって、目の周りの小じわが目立つ疲れた顔。
今日は特別寒かったので一日中エアコンかけてたし、ずっとPCの前で目も酷使してたしね。こうやって日々私のお肌のバリア機能は失われ続けているのだった。気を取り直して洗顔洗顔。
1の化粧落としジェルで丁寧に洗い流した後、2の洗顔石鹼を泡立てネットを使い泡立ててみる。ちょ、凄い泡立ち!大豆1粒分からレモン1個分どころか2個分に膨れたよ。そしてその泡もフワフワで超優しく洗える。なんだよもう、こんないいものもっと早く使えばよかった。そして乾燥肌の方へのアドバイス通り、3の柔肌パックはパス。部屋へ戻って4の保湿液から丁寧に押さえるように。乾燥肌の方への説明書には「豆腐を触る感じ」と書いてたので、ホント優しくお手当した。
うん、全然ピリピリしない。最初からこうすれば良かったんだよね。じっくり時間をかけて7までの工程を終えたら、もっちり感が復活した。洗顔時間が大幅に短縮されたため、30分位で終了。これなら続けられるかな?

最終日の朝、決断の時

3日目の朝、もっちり感を残したまま洗顔へ。再び泡立てネットで泡立てたフワフワの泡で目覚める肌。いい朝だ。その後4から8までを丁寧に押し込む。今日は休日なので朝のお手当もじっくりできた。最終日にふさわしい。今日は一日中家にいる予定なので、8の光対策ドレスクリームで終了。ノーメイクの方がもっちり感を感じられて心地よい。朝食を食べながら、購入を検討する。製品の案内チラシにはセットの価格が書いてある。8点フルセットだと66,000円。2ヶ月分とは言え、結構勇気のいるお値段だ。ラインで使った方が良いのだろうけど、今回使ってみて肌に合わない製品もあったので、単品で考える。特に良さを実感できたのが次の3点
1.化粧落としジェル
4.保湿液
7.乳液
どれも単品で5,500円。毎月定期購入している基礎化粧品と変わらない値段なので、入れ替えも検討の余地ありだ。

ここで、最初に決めた3点について改めて考えてみる。
1.製品の良さを実感できるか
2.続けられそうか(手間)
3.続けられそうか(価格)

1は合う合わないで考えて購入検討の3点に関しては実感できた。
2が悩みどころ。今後の継続利用を考えると、ライフスタイルを変える位の気持ちで取り組まねばならない。夜はできそうだけど、朝はちょっとキツいかもという印象だ。
3は現在使用中のものと変わらないので、単品使いはOKというところか。
もろもろ検討して私が出した結論は以下の通り。


夜のお手当として
1.化粧落としジェル
4.保湿液
7.乳液
の3点を単品購入。
朝は今までの化粧品を丁寧に使用。
洗顔時には泡立てネットを使用し、ふわふわの泡で優しく洗う。


中途半端な気がしないでもないが、今の基礎化粧品が気に入っている事もあり、ドモホルンリンクルに関しては1部導入ということになった。

お試しを終えて気づいたこと

今回の3日間で改めて感じたことは、お肌のためには何の商品を使うかも大事だが、いかに時間をかけて丁寧に自分の手を入れてあげるか、まさにお手当レベルで。それがやはり重要なのだ。そして自分の時間のプライオリティとして肌にかけられる意識を持った人だけがキレイを手にする事ができるということ。
これから老化が加速するかどうかは自分次第という事だ。
そう考えると、少し希望の光も見えてきた。まだまだ諦める必要はない。自分次第でもっとキレイになれるかもしれない。
そんな事を思いながら美容への意識が高まるのを感じている。
再春館製薬さん、貴重な3日間をありがとうございました。





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