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こどものコト

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わが子との忘れたくないエピソード
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笑いは、親子を救う

ついに流行病にかかってしまったわが子。 何年も熱を出すことなく、 元気に過ごしていたから、 何年ぶりかの熱に私がビビってしまった。 40度近い熱。 こんな体温計の数字初めて見た。 1日中熱が下がらず、 苦しみながら 意識を失うように眠りにつく娘をそばで見ていて、 元気な姿を早く見たい。 早く良くなって、と祈った。 夜に高い熱が出ると、どんどん不安になる。 このまま熱が下がらなかったらどうしよう? 熱が高すぎて、後遺症が出たらどうしよう? 夜中は不安との戦い。 いつか終わ

子どもに教えられた「ようこそ」と「ありがとう」の気持ち

リビングにある子どもスペース。 お絵描きと工作が大好きな娘がいつでも作業ができるように、 わが家では年中こたつテーブルが出ている。 数週間に一度、テーブルの上に山積みにされた紙類を見て、 我慢できなくなり、私がバサッとゴミ箱に入れることもしばしば。 気持ちに余裕があるときは、自分でさせるようにしているのだけど、 子どもにまかせるとまぁ進まない。 そんな、片付けベタな親子だから、 リビングの子どもスペースはいつもゴチャゴチャ。 収納にはオモチャがぎっしり詰め込まれている。

すみっコぐらしのお弁当と娘の気持ち

先週公開した初めてのnoteにたくさんのスキをいただきました。 読んでくださったみなさま、フォローしてくださった方、 本当にありがとうございます。 これからも頑張って書いていきたいと思います。 40代主婦。私の子どもの頃には、「キャラ弁」というものは存在しなかった。 調べてみたら、私が高校生の時に流行り出したようだ。 さすがに高校生のお弁当はキャラ弁ではなかった。 だから、私は「キャラ弁」というものにまったく馴染みがない。 娘の通う保育園では、運動会が終わった後すぐに遠足

子どもの「小さな手当て」

私が「頭が痛い」と言ったら、 その小さな手で頭をなでてくれる。 私が「お腹が痛い」と言ったら、 その小さな手でお腹をさすってくれる。 痛いって言えば必ずやってきて、そっと触れてくれる。 それを期待して「痛い」と言ってしまう私。 この間、お腹が痛くて二度寝していた私を起こした後、 「肩と腰、どっちがいい?」と聞いてきた。 「なんでお腹が痛いのに肩と腰?」と思ったことは言わず、 気持ちがうれしいので腰を叩いてもらった。 その数、10回くらい。 その小さな手で、トントン叩く

ランドセルが届いたら、娘の心が成長した。

待ちに待ったランドセルが届いた。 選ぶのにそれはもう大変だった。。。 その話はまた。で、待望のキラキラがたくさんついた水色のランドセル。 開封の儀式を行い、動画を撮り、パパと外で写真を撮り、一通りランドセルを満喫。 4月までは、ほこりをかぶりそうなので、しまっておくことにした。 次の日。 娘が「今日は一人で保育園行くから、ママは後ろからついてきて!」 え?なんで?どうした? そうか、ランドセルが届いたから小学生になる実感がわいてきたんだな~と思い、「わかった」と娘の後ろ

「神経衰弱」から始まる娘との朝活

娘が起きてきた。 起きて1分も経たないうちに「ママあそぼ~」と誘ってくる。 私は、3か月前から「朝活」をしていて、会社仕事以外の個人的な仕事は「朝活」時間を活用している。 だけど、娘が起きてきたら「朝活」は切り上げて、一緒に遊ぶことにしている。 そこから娘との「朝活」がはじまるのだ。 ーーー 密度の濃いふれあい7年ほど前、子どもが欲しいなと思っていた時期に、子どもとお母さん向けの教材の編集とライティングの仕事をする機会があった。 その時に 「仕事をしているからといっ

焦ってはいけない。タイミングを見計らえ。

「焦ってはいけない。この子にはこの子なりのタイミングがあるのだ」 私は焦っていた。 娘は、3月末生まれ。 おっとりタイプ。 スポーツがあまり好きではない。 どちらかと言えば、家で絵を描いているのが好きな子だ。 ひらがなを読めるようになるのも、字を書けるようになるのも、すごく早かった。 だけど、どうもスポーツが苦手なようだ。 同じクラスの4月生まれのお友達とは約1年の差がある。 この年の1年は大きいことはわかっていたから、できるだけ差が縮まるようにしてあげたかった。

月曜からハンバーグ

今日は平日。しかも月曜日。 今晩のおかずはハンバーグ。 しかも、手作りの。 なぜ、平日のしかも月曜の忙しいタイミングでハンバーグなのか。 普段なら絶対作らない。 娘を保育園に迎えに行ったらもう19時。 そこからハンバーグを捏ねるなんて、ぜったいヤダ。 なのになぜ今日はハンバーグなのか。 食べたいメニューが食べられない!保育園に、娘を迎えに行ってからご飯を作り始めることがほとんど。 お迎え前に作っていたこともあったが、仕事がいそがしくなってきたので、平日は帰ってからパパ

子どもがはじめて話した言葉は…?

「小さいころゆーが『わんわん』って言ってたのは、本当は『まま。あれなぁに?って言ってたんだよ』」 娘とお風呂に入っているときに突然言われ、何の話をしているのかわからなかった。 娘が言っているのは、娘がはじめて話した言葉のことだ。 よく子どもがはじめて話した言葉は「まま」だった。 「ぱぱ」ってなかなか呼んでもらえなかった・・・みたいな話はよくある。 わが娘の初めての言葉は「わんわん」だった。 「まま」じゃないのかーーーーとちょっとへこんだが、理由はわかっていた。 犬が好