学校機能の限界

社会情勢がまたよろしくない方向に向かっている今日この頃、各地で雪がどっさり降り積り、業者の手が足りていないようです。
秋田で自衛隊が雪下ろしをしているニュースを見ましたが、依頼人であるおばあちゃんがちゃんと感謝を伝えていたので、よっぽど困っていたのだろうなと感じました。

雪下ろし事故はどうしても発生してしまうようなので、安全面だけはどうか徹底していただきたいです。
人の助けを借りながら、複数で協力し合える状況が一番いいのかなぁと思ったり。

雪にペグみたいなのぶっ刺して、ロープ這わせて命綱用の土台を作れないんでしょうか?


——我々は把握してなかったってパターン——

Aoと申します。雪下ろし映像で工事現場並みのガチ安全装備を見たことがないです。
どなたかやってあげて下さい。

気づいているならやりなさいよってこと、世の中には結構多いです。
その中の一つに、学校のいじめ問題があります。

ダイレクトに経験したり、目の当たりにしたことが私はないため、詳しくは知らないんです。
なので学校側が気づいてなかったといった報道を見るたび「うそやん」と思ってしまいます。

ただ考えてみると、学校側、教職員側に判断と行動をさせることは難しい、もしくはさせてもあまり意味はない気がしてきました。
根拠に基づいたものではございませんが、私なりの見解を以下に綴ります。


——きつい懲罰がないと指導注意の効力がない——

まずは、教員による注意に本当に効果があるのかについてです。

言われて反省ができるとしたら、「いじめ禁止」みたいな罰則があってそれを把握している場合だげでしょうね。
圧倒的な権力が学校側にあり、いざというときに捻り潰せることが条件だと思います。

現実ではあり得ないですよね。
いくら厳しく注意しても、ほとんど空をきってしまいます。
後ろ盾となるものが存在しないと無理なのではないでしょうか。

聞いた例はありませんが、その注意をハラスメントだと言い出す親御さんも現れる気がしてなりません。


——受ける側とする側の発信力の違い——

教職員に相談を持ちかけたとて、いじめられている子は伝える能力が乏しいことがあるので全容を把握できない可能性があります。
結果、「君が悪いんじゃないの?」となってしまいます。

いじめている子はどうでしょう。
相手にわからせる能力に長けており、またフットワークが軽いです。
やり返そうものなら速攻で告発しに行きます。
前提を知らない教員が注意するのはもちろん...

いじめられた側が状況説明を淡々とこなせなければ、向こうは理解をしてくれないものです。



——教育学部でそこまでやると思えない——

大学にて勉強をして、実習を経て晴れて教師となるわけですが、果たしてその過程でいじめ摘発やその対処法などを身につけられるものなのでしょうか。
初めから小学校教師を目指しているならともかく、中高に進もうとするとより専門的になるため厳しいと思います。

教育社会学等があるため学びはありそうではありますが、その担当教員がどれだけ現場に直面してきたかによるので、術を身につけて卒業する人はそこまでいない気がします。

時代が進むごとにいじめの形態も変化していき、過去の産物が役に立たない可能性もあります。
柔軟に対応できる人はさらに限られ、そもそも別の分野で活躍しちゃってたりします。



——似たようなものは他にも——

「なぜ学校側は認知していなかったのか」「すぐに動いて対応できたはずだ」といったものを見かけます。
我が子がひどい目に遭っているのだから当然そう言いますよね。

...普通に社会でも起きてませんか?
(会社内のいびりとか、親同士のやつとか)

大人同士の問題ですら解決できない、学校にプロフェッショナルがいるか怪しいとなると、いよいよ期待薄なのではないでしょうか。



——いじめる側が損するには何したらいいのだろうか——

いじめを防ぐために学校側に頼ったところで後手後手になる以上そんなに頼れません。
となると子供が損得勘定で動くようにするしかないんじゃないかなぁと思います。

やったところで、ただただデメリットでしかない。
これが可能ならいいのですが、手立てはあるんでしょうかね。


私の今後に関わってきたりして。


それではまた、

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