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伝わるように伝えることのはなし

大切なともだちの元だんなさんが治療家さんで、
元、と言うのは、別れたのではなく、
ともだちがかなり早くにスピリットワールドに
戻ってしまったからなのだけれども。

その元だんなさんが、スーパーに行って買い物をするときには、
店頭に並んでいる産地の違う野菜のどちらが自分に合うか、
のエネルギーを見てから買う、
という話を、もうかれこれ9年くらい前に聞いてから、
「わたしもそうなりたーい!!」と、
そのやり方を模索してきた。

でも正直、
乳飲み子を抱えていた当時、
毎日1時間、気を練る、とか、
毎日1時間、瞑想する、とか、
毎日1時間、気功をする、というのは、
わたしには非現実的で、
せいぜい寝る前の20分くらいのストレッチが唯一の鍛錬だった。
そして、それもそう長くは続かなかった。

ならば、食べものから整えて、
自分の内側からそういう感覚を研ぎ澄ますのもありかもと思って、
マクロビオティックを実践したりもした。

そしたら、おととしくらいに、
ひょんなことから、その「どちらが自分に合うか」のワザを、
全く別のひとから教えてもらい、
なんの鍛錬もなく、自分の手だけで、その場でできるようになった。

しかも、そのワザを意識すると、施術をするときの自分の手も変化した。

ともだちの元だんなさんも、全く別のそのひとも、
どちらも治療家さんで、
たぶん同じ類のワザを扱っているのだと思う。
しかもそのワザは「特別」ではない、「意識」さえすれば誰もが使えるもの。

つまりのところ、
ふたりのちがいは、
そのワザの扱い方を
「自分で認識して」
「ひとに伝える表現に置き換えられるかどうか」
ということだったのかな、と思った。
それって、重要なことだな、と思った。

仙人しか使えないワザよりも、万人が使えるワザの方がずっといい。
ワザのはなしに限らないのかもしれないけれど。


そのワザをすぐ娘に教えたら、
アボガドを買うたびに、
食べごろのアボガドを選べるようになって、
それ以来、我が家はアボガドには外れてない。




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