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子宮頸がん予防ワクチン

子宮頸がん全体の50〜70%の原因が 16型、18型 と言われる二種のヒトパピローマウイルスである。

性行為により感染するが自然と排出される。

そのウイルスを90%以上予防できるのが子宮頸がん予防ワクチンだ。

子宮頸がんは若い女性(20〜39歳)の二番目に多いがんで、一番は乳がん。

子宮の入り口部分にできるがんで、年間9000人近くかかり毎年2700人も亡くなっている。

ワクチンの接種はWHOが摂取を推奨しており、多くの先進国では公的摂取とされている。

副反応として発熱、部位の痛みや腫れ、興奮による失神があるらしい。

重いものだとアナフィラキシー等があるがワクチン摂取によくある副反応である。

摂取時期としては小学六年生〜高校一年生の女子。

● 小学六年生〜高校一年生までの間に初回摂取

● 一、二ヶ月後に2回目

● 初回摂取から六ヶ月後に3回目の接種

となる。

しかし、注意が必要だ。

公費で無料接種する為には期限がある。

※高校一年生の9月末までに一回目の摂取を逃すと自腹で接種しなければならない※

※自費の場合、金額にして3回摂取で約10万程度※

これを知らない人が意外と多いらしい。

私もつい最近Twitterで知ったのだが。

厚生労働省のホームページによると、

予防接種法に基づくワクチンの接種は、地域の実情に合わせて各市区町村が実施しています。お住まいの地域での実施方法や、接種の詳細などについては、お住まいの市区町村の予防接種担当課にお問い合わせください。

との事。

しかし、ワクチンを打ったからと言って子宮がんの検診をしなくていいと言う訳ではない。

二十歳を超えたら2年に一度は婦人科で検診を。

がんは早期発見早期治療が大切である。

住んでいる自治体によっては無料クーポンが送られてきたりするのでそういったものをうまく活用して欲しい。

婦人科は恥ずかしくて若い人には敷居が高いかもしれないが勇気を出して行ってみよう。

インターネットで探せば女医さんがいる婦人科は沢山あるので自分好みの病院を探してみるといい。

わからないことがあれば事前に電話で問い合わせておくといいだろう。

かかりつけの婦人科を作っておけば今後何かトラブルがあった時にも安心である。

無料で子宮頸がんの予防が90%以上予防できるならやるに越したことはない。

私は定期的に婦人科でがん検診を受けている。

ちなみにコロナワクチンとの併用も問題はないらしい。

是非この機会にワクチン摂取を。

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