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元祖!どうぶつビスケット!
私が幼稚園の頃おやつの時間があった。
はっきりとは覚えてはいないがお弁当のない日に出されていたような気がする。
夏は冷たいカルピス、冬はあったかいカルピスと共に動物の形をしたビスケットが3枚程プラスチックのお皿に入れられて配られた。
そう、どうぶつビスケットだ。
パサパサしたビスケットが喉に詰まらないようにカルピスも一緒に出されていたか、もしくは水分補給の目的だったのかはわからない。
どちらにせよ幼稚園でお菓子とジュースを食べれるのだ。
なんだか特別な味がした。
それから幼稚園を卒園してはや数十年。
たまにあのビスケットの味を思い出す。
素朴な味のビスケットは世の中に沢山ある。
近いもので言えば森永のマリービスケットだろう。
これは師匠の大好物でよく差し入れをした。
しかし、私が求めているビスケットは動物の形をしており、真ん中には英語で動物の名前が書かれていた。
そう、まさしくこれだ。
そう思い何度か買ってみたが全然違うのだ。
見た目は同じだが味と厚みが違う。
私の知っているビスケットはもっと厚みがありもっと素朴な味だった。
もしかしたらメーカーが変わったのかもしれない。
色々改良されてしまい今の形になったのかもしれない。
何十年も前のお菓子だ。きっと廃れていったのだろう。
そう思い続けて何年もの月日が経った。
ところが今日、たまたまTwitterでコイツを見つけた。
ビスケットの正体はコイツだったのだ。
こんな名前だったのか!
世間で知られている有名などうぶつビスケットと同じメーカーで、どうぶつビスケットの先輩としてまだ製造されていた。
味と同じく素朴なパッケージでギンビスのホームページにしっかりと紹介されているではないか。
こんなところに居たのか。
まだこいつは店頭販売しているのだろうか。
今度お店で探してみよう。
なんならAmazonでも購入もできる。
便利な世の中になったものだ。
もし見かけたら是非お試しあれ。
最近流行りのどうぶつビスケットもチョコが付いていてとても美味しい。
どちらもオススメである。
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