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答えはひとつじゃない

単身大阪に渡った私を待ち受けていたの…
患者さんの施術に入れない日々。

施術の中に指圧があるのですが、東京で勤めていたときは自分の指圧の技術に疑問を持っていませんでした。

しっかりと教わってきて、患者さんにも施術してきていたし…
それが大阪では全く通用しなかったのです。

直接患者さんから声を聞くのではなく院長を通して私に伝わってきました。

大阪での2年間は今まで東京で4年半やってきたことの
180度違うのではないかというぐらいの経験でした。

指圧の仕方も、考え方も、改めてここから学び直したように感じます。

んまー大変でしたけど(笑)
指圧の仕方も考え方も
そんなにすぐに変わるものではないし
大阪に渡ってすぐにもう帰りたいし
毎日のように寂しくて悔しくて泣いてました。

ちなみに大阪の生活は、
月〜土まで整骨院勤務(水、土)は半日
朝8時から夜8時まで
(昼休みは12時〜16時だったかな?)
仕事後に院長にくっついて
他店との勉強会に参加
夜中に帰ってくることしばしば(笑)

日曜日、祝日は、指圧強化のため
近くの当時60分2,980円の
リラクゼーションサロンで18時00ごろまで勤務

今考えたら恐ろしい(笑)
東京で勤めていてた以上…
寝に帰るだけの生活

プラス勉強のため、新規オープン半年の院や1日100人以上来院される院などへの助っ人

そう、全てはいずれ独立するための修行
啖呵切って辞めたのだからすぐには帰れない謎のプライド?
最終的に風邪の悪化からの声が出ない日々に
身体も病んでいきました。

唯一の救いは食欲が落ちないこと!!!(笑)


この経験がいいとか悪いとかではなくて
全くもって凄くもないし
他にもっといい方法あったのでは?
と今なら思う。

ただここでの2年間も濃すぎて得たのもは大きい
指圧や考え方は今の私の武器!

そして最後は逃げ出すように帰りました。
帰ってきてからは抜け殻
3ヶ月ほどニートしました(笑)

オーストラリアのケアンズに
1週間ほどホームステイしてみたり
遊び呆けましたけど
人間1ヶ月で飽きるものですね。

グレートバリアリーフのミコマスケイって島
人生初のスキューバダイビングで巨大ナマコ掴んだw


最初の1ヶ月は楽しくても
その後の2ヶ月は職がないことで
今後の不安と無気力
このままではいけないと分かっていながら
動けない自分自身への苛立ちで荒れましたね。
部屋の入り口に大きな穴ができました(笑)

20代は本当に情緒不安定!!!
なぜなら自分に自信もないし
どこに向かっているのかも分からない。
自分に迷子時期でした。

今は笑い話だけどね。
でも結局今までの経験が今の私を作っているので
人よりも時間かかるし、寄り道するし、マイペースだけど
時間にも心にも余裕のある今がすごく楽しい!!!

人と比べて自分が劣っているとか、足りないとか、褒められても素直に受け取れなかった自分も、他人に自分の人生にケチつけられて凹んでた自分も。

みんな生き方も考え方も仕事も価値観も人生も違うから。
みんな違ってみんないいし、自分は自分って思えたのは最近の話。

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