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入院、手術をした話。

自分の備忘録として。つらつら書くので内容が飛ぶかもしれません。
(予告なく加筆修正します)

X(旧Twitter)でお話しましたが、2月に手術&入院しました。
去年の秋ぐらいから準備して滞りなく終了、退院してそろそろ1ヶ月が経ちます。
「病気をした」というほどのことでもなく、なんならいままでどおり放置でもよかったんじゃ……とも思いつつ。手術も入院もしんどかったので。
けど、結果的には手術してよかったという話です。
詳細は伏せ、内容は軽めです。

・会社の健康診断で引っかかる
何年か前の話です。健診で引っかかりました。そのときは即病院ではなく経過観察。繰り返して3年くらいしてから「病院へ行くことを勧めます」と言われる。更に2年くらいスルーしていたら「もういい加減診てもらいなさい。自分の体のことでしょ」と怒られる。
作家業で体を壊したわけではありません。
心配してくださる方がいたの。ありがとうございます。大丈夫!

・自覚症状~精密検査
いかんせん自覚症状がない。しんどかったらもっと早くに病院へ行っていたかもしれない。で、重い腰をあげて近所の病院へいったところ、精密検査をすることに。MRI撮影、血液検査。血液検査の結果は異常なし、貧血もマーカーも問題なし。ちょう健康。毎日浴びるようにビールを飲むのに健やか。推しのおかげだよ。
病院の先生は「手術を勧めます」と言う。このあたりで現実味を帯びてくる。正直面倒くさいなと思った。

・紹介状を持って大きな病院へ行く。
担当していただくことになった先生に、同じく手術を勧められる。この先生は腹腔鏡手術の名医で「先生に診てもらいたい!」とあちこちから患者がくるんだそうで、ラッキーでした。
MRI画像を見ながら「腰に水が溜まっている」と言われ、そっかー腰痛は水のせいかーとちょっといいゲーミングチェアを買う。治療と全然関係ない。
病院の食堂で食べたかけそばが美味しかった。これもどうでもいい。
精密検査はまた異常なし。
3カ月の準備期間があり、手術の出血に備えて自己血を400ml採取。
入院しました。

・入院~手術~回復期。自分の体の鈍感さに笑う。
入院初日から謎のホームシックにかかる。同室の爆音いびきで眠れずにデイルームのソファで泣く。
3日後手術当日。緊張&恐怖のあまり手術台に寝たら「こわいよー!死にたくないよー!」と号泣。そこまでしか記憶がありません。麻酔で落とされたんだと思う。
全身麻酔により腹腔鏡手術。いざ見てみたら、内臓が破れていた。
先生びっくりです。「いままで痛くなかったの?」って。本来は救急搬送レベルだったようです。
内臓が破れていたときぐらい自覚症状があってもいいのでは……!
座り仕事だから腰痛なんて通常運行だったりするし、ランニングをするので足が痛いとかも普通なんです。今思えばあの腰痛かな、頭痛かな、足の痛みかな……という。
摘出した内臓を見せられた夫は未だに「せせり」「ホルモン」がだめです。
四時間の腹腔鏡手術でした。麻酔が切れてその日の夜は痛みが酷かったけれど、痛み止めぶちこんでもらったらぐっすり眠れました。
翌日の昼から尿の管が外れて歩行。尿の管って超絶不快ですねーずっと股間に鉛筆が刺さっている感じがした。
痛み止めが効いているからわりと元気。だから自己血を戻さなかったんです。手術で不要だったならいらないじゃん。
そしたら廃棄後の血液検査で貧血が判明。なんなんだ。貧血を感じろ!

・ひとまず退院
わりと回復が速くて術後1週間で退院しました。
自宅療養をしつつ在宅勤務、退院後1週間で職場復帰……これがちょっと無理だったのかも。
腹腔鏡の傷ってテープで留めるんですけれど、傷を見るのが怖くてテープの上から絆創膏を貼っていたら傷が化膿していました。……化膿を感じろ!

・無理はよくない
まず退院後1週間で職場復帰が無理。その前に退院3日で観劇しに上京した……けどこれは回復のためなので無理ではない。
術後点滴を持って歩き回るのはよくない。毎朝売店にお菓子を買いに行くのもよくない。でもお菓子は美味しい。北海道フェアとかやってて最高なんだもん。
動いてもいいけれど無理をするな。腹圧をかけるな。わかっているけれどそんな生活は難しい。
腹筋を使わない生活なんて、オタクに推しの円盤を見るなと言うのと同義語です。

・とにかく
会う人たち皆に「体の調子がいつもと違うと思ったら病院に行こう」と言ってます。
私の場合は体が痛みに鈍感なことと、痛かったはずなのに忙しくてあまり気にしなかった、おかしいはずなのに病院に行かなかったことが原因。知らず知らず無理をしていたのでしょうね。
なんにしても無理をしてはいけない。内臓が破れる。

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