夏風邪と息子が作ってくれたごはんの話
夫が数日出張でいない間に、風邪を引いてしまいました。
中学生の長男は一足先に二学期が始まり、小学生の次男と娘はまだ夏休みです。
喉の痛みを放っておいたのが悪かったのか、だんだん体が寒気がして、節々が痛くなり、夜は早めに寝たものの、朝もしんどいまま。
「今日のリモートワークは午後からにしよう」
と、なんとか起きて犬のお世話と洗濯、朝ごはんと娘の学童のお弁当を作り、娘を学童に送り出しました。
ひと段落したので「さぁ休もう」と、11時頃までひたすらごろごろ。
首や背中の節々は痛いまま、ひとまず起きて、ぐちゃぐちゃになっていたキッチンを片付けた後、少しストレッチをしていると午前授業の長男が帰ってきました。
つまり、またごはんを準備する時間。
何も用意できてないし、お昼ごはんはレトルトにさせてもらおう、夜ごはんはカレーにしよう・・
と思っていると、長男が
「今日サッカーないから、夜ごはんオレが作るよ!」と言ってくれました。
(その代わりスマホ使える時間増やしてね。と、条件付きだったけど)
「ありがとう!18時まで会議だったから助かるよー。ご飯だけ炊いとくね」
とお願いすることに。
夕方になり、
「オレが作りたいものでいい?
バランスとか考えなくていいよね!」
と、キッチンでがちゃがちゃと音が聞こえつつ、できたおかずは
・焼肉
・マッシュポテトのフライ
そして、
・卵粥…!
体調の悪い母のため気を利かせて、なんとお粥を作ってくれたんです。
なんとうれしいサプライズ…。
おかゆより水分多めなチャーハン?のようだったけど、気持ちに感謝でした。
本当に野菜メニューはなしだったので、昨日茹でておいたブロッコリーと、トマトを切ったものを添えて。
いただきますをした後は、
「レシピに書いてあったけど、薄味らしいよ」
「どう?おいしい?」
と、私の反応が気にしてくれて
「いやー、お母さんの気持ちわかったわ!ごはん作るの大変。
美味しかったら言ってほしいし、そうじゃなくても何か言って欲しい」
とのこと。
確かにそうなんだよねー。
自分の食べたいもの、相手に食べて欲しいものを考えて、作るからには美味しく食べてほしいし、喜んでくれたらうれしい。
焼肉はちょっと焦げていて
ポテトはちょっと脂っこくて
お粥はちょっとパサパサだったけど
とても助かったし、いつもとは別の角度から、
もっと相手を思うごはんを大事にしよう
美味しいごはんを作れるように努力しよう
と、思ったのでした。
おかげで体調は回復してきたので、徐々に挽回していきたいな。
長男は“月一回なら作ってあげる”そうなので、また頃合いを見てお願いしてみることにします✨