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就労移行支援事業所を卒業しました。

昨年の8月から就労移行支援事業所に通い始め、10月13日をもって卒業しました。
就活を始めた当初は、もう少し早く働き始める予定だったので、少し卒業が伸びたかなと思うところはあります。でも、無事仕事が決まっての卒業なので、良かったなという方が大きいです。

通い始めた当初は週3日から。
少しずつ通うペースを上げていきながら、週5日、それも平日の連続した5日間をそれなりに安定して通えるようになりました。

ただ、それでも落ちて通えなくなることはありました。
数日程度で落ち着いて通所しだして、しばらくして安定してきたなと思ったらまた調子が落ちる、みたいな。
精神面で調子を落とすことも多かったですが、体調面でということもちょこちょこありました。
そんなこんなで、完全に調子を安定させることはできなかったです。もとい、それはできないのかもしれないなと感じたりもしました。
ただ、そうなる自分というのを理解できたことは大きいです。そこに沿ったからこそ、業務委託という形で仕事を決められた部分もあるので。

通っていた就労移行支援事業所は自習がメインで、単発講座や長期講座を自分で考えたり支援員さんに薦めてもらったりしながら組んでいくスタイルでした。

自習は、まずは基本的なパソコンスキルから。そのあと、私は簿記3級(元々持ってました)の復習をして2級の挑戦、資格取得に至りました。
簿記2級を取れたのもよかったですし、そこから、役に立つか分からないですが1級に挑戦したいなという気持ちがずっとあります。

長期講座、特に役に立ったなと感じるのは、ビジネスコミュニケーションと経理の実務講座です。
ビジネスコミュニケーションは、元々、人前で意見を言うのが苦手なので、そこを少しでも克服できればと思い受講しました。また、ビジネスの場を想定しているので、働き出してから役に立つのではと感じた部分もあります。講座を経て苦手意識が少しは改善されましたし、実際そのあとコミュニケーション系の講座などでは自分の意見を言えるようになりました。
経理の実務講座では、弥生会計に実際のレシートを仕訳して入力したり、架空のタイムカードから給与計算に挑戦したりしました。勉強になりましたし、就活で経理職に応募した際には「少しですが会計ソフトに触れた経験があります。」と面接でのアピールポイントにしていました。

正直、最初は就労移行支援事業所に通うことに抵抗がなかったというと嘘になります。「精神障害者」なんだなぁというのを再確認するみたいで。
そんな私ですが、卒業してみて、通ってよかったと本当に思います。

通ったところは、支援員のみなさんとても優しく、でも必要があれば言うべきことは言って頂けて、とても良い刺激を受けながら過ごしていました。

強いて言えば、担当の支援員さんは私より年下だなぁと勝手に意識してたので(多分大半の支援員さんがそうでしたが)、必要以上に弱いところを見せられない、と感じたりはしました。元々そうじゃなくても自分自身、そんなところを出すのが苦手なタイプではありますが。
でも、気づいて下さることも多かったので、それはそれでありがたさと申し訳なさと。
私が上手く自己表現をできていたら、現状も決して悪くはなかったですが、もっと良い形で関係を築けていたのかもしれないなと反省するところはあります。

卒業はしましたが、引き続き定着支援でお世話になるので、もう通わない実感が薄いのが正直なところです。
働き出して環境が大きく変わって、そこで初めて卒業の実感を抱くのだろうなと思います。

生活リズムもしっかり整えられたので、規則正しい生活を大切にして働きたいと思います。(今日さっそく寝坊しました)

自分自身にとっての記録も兼ねて。

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