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映画日記『Winny』

2023年に公開された映画『Winny』を観た。

Amazon Prime Videoで観ることができます。

あらすじ

2002年、開発者・金子勇(東出昌大)は、簡単にファイルを共有できる革新的なソフト「Winny」を開発、試用版を「2ちゃんねる」に公開をする。彗星のごとく現れた「Winny」は、本人同士が直接データのやりとりができるシステムで、瞬く間にシェアを伸ばしていく。しかし、その裏で大量の映画やゲーム、音楽などが違法アップロードされ、ダウンロードする若者も続出、次第に社会問題へ発展していく。
次々に違法コピーした者たちが逮捕されていく中、開発者の金子も著作権法違反幇助の容疑をかけられ、2004年に逮捕されてしまう。サイバー犯罪に詳しい弁護士・壇俊光(三浦貴大)は、「開発者が逮捕されたら弁護します」と話していた矢先、開発者金子氏逮捕の報道を受けて、急遽弁護を引き受けることになり、弁護団を結成。金子と共に裁判で警察の逮捕の不当性を主張するも、第一審では有罪判決を下されてしまう…。しかし、運命の糸が交差し、世界をも揺るがす事件へと発展する——。

映画公式サイトより

感想

映画の公式サイトにキャッチコピーとして書かれている『殺人に使われた包丁をつくった職人は逮捕されるのか』という文言の通り、道具は使う人の良心に委ねられているし、同じ技術でも人を幸せにしたり不幸にしたりする、ということを改めて痛感した。

技術そのもののことは全くわからないけど、今現在こうしてITに触れながら便利な世の中を自分は暮らしている。
そしてその暮らしの土台には知的探求心や世の中をもっと便利に明るい社会にしていきたいという想いで開発した技術者たちがいてくれたからなのだが、これをつい忘れがちである。

昨日わからなかったものが今日ちょっとだけわかるようになる。

これをみんなが前向きにやるだけで、もっともっと社会は良くなるし科学技術は発展するんじゃないかと思う。

問題の本質から目を背けて、自分の保身やその場しのぎをしていると、その瞬間は助かるかもしれないが、いずれ大きな落とし穴にハマる。
そうならないように、日々学修しなければいけないし、得た知識を間違った方向に使わないようにしたい。

より良い社会=想いや願い✖️スキル✖️善悪のベクトル
このうちどれか一つでも0なら結果は0だし、どれか一つでもマイナスなら結果はマイナスになる。

そんなことを観ながら思った。

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