ウーッ
今日のお昼はカレーうどんです。カップの。ちゃんと白いカーディガン脱いだから大丈夫。
わたしは、0から1を産み出すことがかなり苦手である。
美術も音楽もずっと5だったし、アイドルとかやってるし、見た感じ明らかに芸術肌タイプなのに、なぜ?と思うよね。
たとえば音楽、決められた楽譜に沿って上手に演奏することはかなり得意である。他の人より上手くできると思う。しかし、作曲はできない。というか意欲がない。楽譜を完璧に演奏できた方が断然楽しい。
美術。模写とレタリングが得意である。手先の器用さには自信がある。ただ、ゼロから絵を描く、創作することができない。描きたいものが特にない。
ダンス。先生の真似を上手にする、振り付けを覚えて忘れないようにする。得意である。でも、自分なりの工夫は苦手である。上手に踊ることはできるが、自分からやりたいこと、出したい個性を思いつかない。(滲み出てしまう癖などはあるかもしれない)
料理。レシピに沿って作ることは容易にできる。自分で献立を考えることはできない。毎日何を食べるか、考えたくない。思いつかない。なので料理という行為自体にかなり苦手意識がある。やり始めるのにすごくパワーを使うので、ストレスが大きい。放っておくといつも同じものを食べてしまう。(既製品から食べたいものを選ぶことはできる。自分の中から思い浮かばない)
仕事。指示されたことは大体こなせる。決まった業務を工夫して効率よく正確に行うことができる。理解力もある。数字と黙々と向き合う作業、得意だ。溜まったメールもすぐ対応できる。スケジュール管理もできる。しかし、自分で何かを創造する職種は死ぬほど向いていないと思う。周りを見てその時何をすればいいか考えるのも苦手だ。ゆえにクリエイターや現場の仕事ではなく事務が向いている。
国語。問題文を読み解く作業がとても好きだ。分かるので楽しい。物語文も評論文も好きだ。わりと整った文章も書ける。暗記も得意。しかし自分で物語を考えるなど到底できないと思う。国語が得意だからといって小説家になれるわけではないのだ。
というような感じである。
これは元々創作意欲みたいなものが少ないからなのか、典型的なうつのアレなのか、わからない。
確かに少し前は今以上に何もできなかった。でも最近元気なんだよなぁ。うつのアレじゃなくて、これはもう性質なんだろうな。
身の周りに芸術肌の人が増えてきて、頭の作りが違うことを日々実感するようになった。かといって落ち込むわけでもなく、適材適所だなと思う。芸術肌の人にもできないことはある。それをわたしが代わりにできればと思う。
社会に出ていなかったらこうは思えてなかったかもしれない。会社なんて特にそうで、みんな大体適した場所にいて、適した仕事をしている。違う業種の人は違う人間。わたしに営業ができないからといって落ち込まない。私は事務作業で役に立っている。それを知っているから割り切れるのかもしれない。
作曲ができなくても音楽が好き、はよくある話だと思う。というか世の中の大半がそうだと思う。わたしもそうだ。でも音楽はやりたい。なので、バンドで言うとベースみたいな立ち位置が一番居心地がよい。
アイドルもそうで、ステージにぶつけたいリビドーや不満があるかと言われるとそうでもなくて、わりと平和に暮らしている。1番になりたいわけでもなくて、作詞をするような創造性があるわけでもなくて。でもかわいく踊ったり歌ったりすること、アイドルそのもの、ファンやメンバーのことは大好きだ。わたくし、かわいいし。
伝えたいこと、表現したいこと、みたいな大きなものが欲しいなぁと思わなくもないけど、その場で見てくれる人、好いてくれる人を幸せにしたい、上手に歌って踊って人を癒したい、みたいな気持ちはずっとある。1番になりたいわけじゃないけど刺さる人に刺さってくれたらうれしい。
アイドルやりたいくせにそんなに目立ちたくないなんておかしだなぁと思うけど、やっぱりバンドで言うとベースなんだなぁとつくづく思う。ボーカルポジションにはなれないし、多分性に合わない。憧れるけど、わたしはわたしに合うやり方がある。
最近考えていたことでした。すっきりした〜
カレーうどん、なんか若干味が薄いかなぁと思ったら下の方に"味の塊"がありました。うわーん……
みんな寒いから気をつけてね またね〜
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