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親で苦しんできた人に読んでほしい、禁止令解除&ブロック解除セッション ②

3日後。
朝から泣いて、私なんかいなくなればいい、いるだけで迷惑なんだ、という気持ちが強くなり、急遽追加でセッションを受けました。


では、始めましょう。存在したら私は人に迷惑をかけてしまいます、どうですか。

外れないです。

あなたの養育者たちがあなたを迷惑がったというのは、彼らの未熟さですよね。
あなたに責任はありましたか。

なかったです。

4歳や5歳の女の子のすることです。それを迷惑がるというのは彼らの未熟さです。

小さい子供というのは人の手を借りて生きる生き物です。それが子供というものです。
それを迷惑がるというのは大人の身勝手さというか未熟さですよね。

「なんであんたがうちに生まれてきたか分からん」ってお母さんによく言われた言葉が浮かびました。

私は何をしたから、とかではなく、存在自体が迷惑だと思ってるかもしれないです。

あなたは存在が迷惑だというメッセージを受け取りました。小さい頃のあなたに会いに行ってみましょうか。

4歳か5歳のあなたを探すことはできますか。イメージしてみて下さい。とても怯えていて隠れているかもしれないです。

はい。

彼女は自分が存在することで大人に迷惑がかかると思い込んでいます。

大人になったあなたから彼女に温かい言葉かけをすることはできますか。
彼女が安心するように声をかけてください。

あなたは存在してもいいよ。

彼女の親が彼女に存在してはいけないと怖い顔をしてます。あなたは彼女をかばってあげることはできますか。

彼女に温かい言葉をかけてあげてください。彼女はとても傷ついています。

あなたは誰に何を言われようと存在していいよ。

彼女の表情はいかがですか。

無理って感じですね。

彼女のそばに一緒に座ってあげることはできますか。しばらくしゃがみこんでいる彼女のそばに一緒に座ってあげましょう。

彼女はあなたの存在をどう思っていますか。

あなたじゃないって。お母さんがいいって言ってます。

そうですね。
彼女が求めてるのは彼女の親ですよね。
でも、彼女の親というのは彼女にひどいことをします。

あなたが代わりになれると思います。彼女はあなたじゃないっていうかもしれないです。
でも、彼女の欲しいものを与えられるのは彼女の親ではなくってあなたです。

もう少し一緒に座ってあげてください。彼女はあなたを受け入れ始めると思います。

あなたは彼女をぶたないですし、ひどいことも言わないです。

それでも、あなたじゃないって言ってます。

はい、ちっちゃい彼女はあなたじゃないって言ってます。それでもあなたなんです。

彼女に愛をあげられるのはあなたなんです。

そういえば、あなたはハグが怖いと言ってらっしゃいますけど、彼女を抱きしめる件についてはどう思いますか。

たぶんできると思います。

では、彼女と手を繋ぐのはできますか。

できます。

じゃあ、彼女と手を繋いでみてください。どうでしょう。

安心しているようです。

あなたも安心していますか。

はい、私も安心してます。

はい、二人が安心してます。少しそのまま座って手を繋いだままでお互いの愛を確かめ合ってください。その安心感を味わってください。

そして十分に安心感を味わったらお互いにハグしてみましょう。

二人共のいいタイミングでハグしてみてください。

小さい女の子のあなたが十分に安心してハグしてもいいって許可が出たようでしたら、あなたの方から勇気を出してハグしてあげてください。

はい。

ハグできていますか。小さいあなたはどうでしょう、安心してますか。

はい。

あなたの方はどうですか。ハグすることは怖いことですか。

大丈夫です。

ハグは大丈夫になりました。
じゃあ、あなたがハグが鳥肌が立つほど怖いという思いを解除していきますね。

もうハグしても大丈夫ですよ。小さいあなたじゃない相手でもあなたはハグできます。
あなたはハグする心地よさを思い出しました。

はい、ではハグが鳥肌が立つほど怖いと思っています、どうでしょう。

外れないです。ダメですね。
小さいあなた以外とハグできると言われた瞬間、怖かったです。

ではあなたが許可した人とだけハグしましょうか。
あなたが安心だと思っている人とだけハグが出来ます、どうでしょう。

外れないです、大丈夫みたいです。

はい、あなたが安心だと思っている人とだけハグが出来るようになりました。
今のところはこれで十分なのではないでしょうか。

あなたが危険だと思っている人や、あなたが心を許せない人ろハグしなくてもいいと思います。

お母さんに抱きつこうとして、はらわれてたから、拒否されるとかそういうのが怖いんじゃないかと思います。

とても過酷な過去でしたね。でも小さい彼女はあなたに抱きしめてもらいましたよ。
あなたは彼女を、はらいませんでした。

ではもう少しハグが怖くなくなるエネルギーを入れていきますね。

ありがとうございます。

それから、あなたはお母さんに嫌われたみたいに、他の人に嫌われるのが怖いということですよね。

はい。

あなたが自分の価値を認めてあげたら、あなたはもっとのびのびと、人に向き合えると思います。

あなたが自分に不当に低い価値をつけているのはあなたのお母さんからの刷り込みです。それはもうわかってらっしゃいますよね。

自分に正当な評価が出来るようにエネルギーを入れていきますね。

あなたはとてもチャーミングでとても魅力的な人です。自分の価値を正当に認めてあげてください。あなたは価値ある人間です。

あなたの価値を認めなかったのはお母さんですよね。あなたの中の小さい女の子はお母さんに価値を認められませんでした。
あなたも一緒になって価値を認めないですか。

私が私の価値を認めたらお母さんに悪いと思ってしまいます。

お母さんに悪い?
お母さんは随分あなたにひどいことをしてきたと思いますよ。

それでも愛されたかったから。

お母さんはあなたのことを愛していませんでしたか。とても不器用でゆがんだ形で愛していたように思うんですけど。

はい。だから私は、その歪んで不器用な愛をくれる人に惹かれる傾向があります。

あなたにとって不器用でゆがんだ形のものが愛だと覚えちゃったんですね。
私たちはどうですか。私たちがあなたを愛してることは知ってますよね。

私たちは歪んでないですよ。とてもストレートにあなたの価値を認めて、魅力的だと思ってあなたを心から愛してます。
その言葉に嘘を感じますか。

いいえ。

そうでしょう?
愛の形というのはストレートでもいいんじゃないでしょうか。

ストレートに愛を表現できる人もいれば、ストレートに愛を表現できない人もいます。どっちも愛の表現です。

また、さやかさんのグループにいるということは、あなたも皆さんと同じくらい魅力的だということですよ。信じられないですか。

はい。

私たちが嘘を言うと思いますか。

いいえ。

じゃあ、私たちのことを信じてください。

あなたはとても魅力的です。あなたはとても、泣いたり笑ったりが、チャーミングでかわいらしいです。それはあなたの魅力です。

色んな弱さを出すこともできます。それも魅力です。
魅力というのはとても価値があると思うのですけど、どうでしょう。

そうですね。

じゃあ、あなたはもう少し自分の価値を認めてあげましょう。あなたには価値があります。

あとはあなたが、扉を開けると決めるだけです。

やはり不安です。
(ここからまた一度目のセッションと重複する話をしています)

外に行ったら、悲しいことしかないです。みんなが駄菓子屋に行ったときに、みんなが食べてるのを私は見てました。
みんなが駄菓子屋でいろんなの買ってるのをただ見てた。私は立ち食い、買い食いしたらダメだから。

お祭りに行っても、何も食べてはダメだった。でもね、りんご飴がとってもきれいで食べてみたくて。

いつも私は親とお祭りに行く度に、大人になったらりんご飴を食べるんだ、と決めて、悲しい気持ちで人がりんご飴を食べるのを見てました。



セッションのあと、さやかさんからりんご飴届いたよ


友達と遊ぶ時も、みんなが遊ぶのを私は見てました。洋服も靴も汚したらダメだから。だからただ見てた。

悲しくて、みんなが楽しそうにしてるのを見るのも悲しくて、またそうなるんじゃないかって不安です。小さいことですけど。

小さいことではないですよ。幼いあなたが駄菓子屋でお菓子を食べられないことはとても大きなことですよ。大変な問題です。

それで一回だけ、小学校一年生のときかな。
100円をもってノートを買いに行ったことがあるんです。その駄菓子屋には文房具も売っていたので。

で、70円のノートを買ったときに友達が、
「ノートは100円だったって、お母さんに言ったらいいよ。」って言ってくれて、私もそう思って、お母さんに内緒で残りの30円を使ってかわいい鉛筆を3本買ったんです。

そうしたら、すぐにお母さんにばれちゃって、「そんなことする子には罰を与える」って、筆箱の中身を、三菱の緑の鉛筆5本と砂消しにされました。



画像で久しぶりに再会した鉛筆と砂消し


オレンジのランドセルだけでもきついのに、その中に入っている筆箱も大人が使うような文房具。
テストの時、砂消しで消すと毎度テストの紙が破れていたけど、それもお母さんに言えなかった。

それで、そのころ、ちょうどクリスマスの時期だったので、習い事でクリスマス会があったんですね。

みんな、それぞれプレゼントを持参することになってたんだけど、そのプレゼント交換用でお母さんが私に持たせたのは、私が喉から手が出るほど欲しかった、かわいい文房具セットでした。自分の子には買わないのにね。

こんなこと普通の人、できますか?

その時私は、この母親は本当に残酷な人だと、子供ながらに思いました。

とても傷つきましたね。

だから外は怖い。全部が怖いんです。ちょっと自由にすると、大きな代償が返ってくるから。本当は、香り付きの消しゴムやかわいい鉛筆が欲しかった。

でもあなたは、香り付きの消しゴムやかわいい鉛筆でなくても立派な大人になりましたよ。

駄菓子屋のお菓子を食べなくてもこんなに立派な大人になりました。そのことを褒めてあげることはできませんか。

褒めてあげることはできます。
できるし、その経験のおかげで、私は親で苦しんでいる子供たちの気持ちが、痛いほどわかる人になれたと思います。

あなたはとても優しい温かい大人になりましたよね。それはあなたにとってギフトだったと思うんですけど。

でも怖いっていう、すべてが怖いっていう。

はい。あなたにとって恐ろしいのは人間関係なんだと思います。

社会に出たら人間関係が必ずありますし、あなたにとって人間関係というのは親との関係というのと同じ意味になっているんだと思います。

でも人類というのはあなたの親御さんだけではないんです。

でも似たような人に出会いやすいですよね。

はい。それもあなたが作り出していますので、あなたが人間というのはこういうもんだと思っているとそのような人間に出くわします。

でもあなたの親御さんのようにあなたとひどい目にあわす人たちばかりではないですよ。
それはイメージできますか。

はい。

じゃあ、少し人間関係の不安を和らげていきましょう。
私は外に出るのが不安です、どうでしょう。

外れないです、不安です。

じゃあ不安を和らげます。不安感をあなたから取り除きます。そして外に出るのが楽しみになるエネルギーを入れていきます。

私は外に出ても楽しめます、どうでしょう。

外れないです、楽しめそうです。

よかったです。楽しんでいきましょう。

はい。

(次回は最終回。セッション後の出来事とアシュタールさんからのメッセージです)

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