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お得が降ってきてとまどった話

最近急に可愛く見えてきた昭和レトロ食器。
それらを某フリマサイトでまとめ買いした時、えらい得をしてびっくらこいた話。

3組くらいまとめ買いした食器のうちの1組の中の一枚、つまり1/15枚くらい。
開けてみるとそれだけが破損していた。出品者に連絡したのち、ダメ元でカスタマーサービスに写真を送ったその数時間後・・

該当の取引が急にキャンセル扱いになり、購入金額が全て戻ってきているではないか!

え!違うよ!14枚のお皿は受け取ってるんだよ!
出品者さんにお金払ってる?ねぇ払ってる?いや、払わせて!

不安になったものの、事務局からのメールに詳細が記されていた。

“事務局で取引内容を確認し、配送中の破損と判断いたしました。
そのため、本取引は事務局で取引キャンセルの手続きを行いました。
出品者へは事務局での補償を適用いたしますので、お客さまからご連絡いただく必要はございません。

購入手続き時にお支払いいただいた代金は、お支払い方法に応じて返金しております。なお、商品がお手元にある場合は、ご利用いただいても破棄いただいても問題ございません。”

ええ・・えええ〜?いいの?


多分大企業からしたら効率化・経費削減の一環なのか。
こういうトラブル毎に詳細を調べるコストに比べたら、取引まるごと補償代金を払った方が安い。

こんな風に大きな組織の効率化の陰で、心当たりのない得をすることって
人生でちょいちょいあるよね。。

人間ってなんの努力もせずに受け取る「得」は受け付け難い生き物なのだろうか?
60%くらいはラッキー!と思ってる。けど、
35%くらい「この努力なき幸運、あとでツケがくるのでは」と疑っているし、
不思議と5%くらいは、“対価を払う”義務を果たしたかったとも感じている。



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