好きを仕事に~やめなくて、いいんだよ~
私の母は熊本生まれで、親戚が被災しました。私の服を購入してくださるお客さまも近くにいらっしゃる…どうしているだろうと心配でしたが、連絡するのもはばかられる…
東日本の震災の時もそうでしたが、自分の変わらない日常と、被災された方々の生活とのギャップに愕然とします。自分が変わらず暮らしていることに罪悪感さえ感じます。
私にできることで何かしよう!という気持ちで、辞める辞めないはお休みしてミシンに向かっていました。
その夏。
いつものようにwebのお店をオープンした時、受注リストの中に心配していたお客さまの名前が!
コメントに
「被災してまだまだ大変な毎日だけれど、好きな服で気分を上げたくて購入しました」
とありました。
私の作る服をこんな風に感じてくださる方がいる…と驚くと共に、なんてありがたいんだろ!と思いました。
『やめなくて、いいんだよ』
どこからか、そんな声がした気がしました。
続けよう。だれかの喜びにつながるなら、もう少し頑張ってみよう!と、また走り出します。
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