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好きを仕事に~あなたの本気度、拝見します~

コツコツ、ひたすらコツコツやる毎日。そんな日々を重ねるうちに、ゆっくり変化がでてきました。

月に1度オープンしていたweb shop。カートオープンして、何も売れないままそっとクローズする。そんな誰も来ないお店が何ヵ月も続きました。でも、買ってくださる方が時々現れるようになり、見に来てくださる方も増えてきました。ああ、ありがたい!

委託先のお店に来てくださる方が楽しめるように、福袋を販売したり、季節に合った服や小物を用意したりと試行錯誤するうちに、お買い上げ頂くことが増えてきた感じに。           ああ、ありがたい!

セミオーダーの依頼もいただくようになり、手応えを感じられることも出てきました。嬉しい!!

そんなある日。

「専業農家の嫁なのに、なぜ農業をしないの?旦那さんを過労死させる気?」

私の活動を応援してくれていると思っていた人(家族ではありません)から受けた痛恨の一撃……意識が遠のくような衝撃のなか、私がやっと絞り出した言葉は

「専業農家の嫁にも、職業選択の自由はあるよ…」

でした。(良く言った!素晴らしい!)

確かにその人の言うことも、わからないわけではない。結構な広さをこなしているし、仕事を手伝っていたこともあるので、大変さは良くわかるし、一人入ることでどれだけ楽になるかも、よくよくよくよーくわかっています。その上でこれを選んでいる。手伝えないという罪悪感がない訳じゃない。

おまけに、会計事務所の時のように「女性に対する特有の世間の古い常識」にまた振り回されるのだろうか?そんなことはない!と思いながらも、辞めた方がいいのかな…なんて考えがよぎるほど、落ち込みました。

モヤモヤ感が少しおさまってから、旦那さんにこの一撃の件を話しました。

「好きにやってよ~。俺も好きにやってるだけだから気にしないで。お互いやりたいことやった方がいいよ~♪」

なんとも能天気で、フワッと軽い感じで、楽しい雰囲気で、ニコニコしながらコメントいただきました。さすが末っ子長男!笑 なんとか自分を取り戻すことができました。

(ありがとう。君が困ったときは助ける!)

試されているのか?と思うような出来事から数ヵ月後。ついに「その日」がやって来ます。

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